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2020年09月06日

コルト M1903

きょうはセレーション特集、ようやく真打ち登場!
の垂直カット鋸刃形状!! コルトM1903(.32ポケット)を。

コルト M1903

コルトは1900年から米軍の制式を狙って自動装てん式
を発表しますが、当初は溝の上下を切り上げ(削らない)たり、
チェッカー(格子状)だったり、と迷走、ようやく1903年に
鋸刃状の溝をスライドに対し垂直に何本も切る形に
落ち着きます。

コルトの大型はまだ成功とはいかなかったのですが、
.32口径のポケット、とりわけハンマーレス(実は内蔵で
ハンマーはあります)がヒット、同じブローニング設計の
FN1903も同形状のセレーションを採用し、後のM1910
が大ヒット、それからコルトもM1911で米軍制式となり、
このセレーションは正に”一世を風靡”します
(コルト.32ハンマーレスの初期には、鋸状でない溝が
下まで切らずに止められていましたが、程なくこの形状に
なったようです)。

コルト M1903

画像はMGCのモデルガンにZEKEのグリップを装着
したものです。

コルトはコレを38口径化したM1908、同じく1908年に
出した25口径版なども同じセレーションでバリエーション
展開、ワルサーなんかもPP,PPKあたりでは同じ
セレーション形状、更にコピー品まで含めると夥しい数
になるハズ!

コルト M1903

そしてこの溝加工、以前は一本ずつ切っていたのカモ、
なんですが、この頃からどうもスライド片側分一気加工!
する工具(鋸状の刃が付いた円筒状)が出来たようで、
上下の切り上げをやってる場合も同じ高さに揃ってるし、
(剛性の低い樹脂トイガンでも良くある)波打っちゃった
場合も(その波が)皆揃ってるし、更にハスクバーナが
FNのライセンス生産(M1903)したモノでは、初めと
終わりだけ鋸刃を止め単なる溝にしているようなのが
見つかります(コレを一本づつ切るなら、両端の2本だけ
工具を変える手間が)。

コルト M1903

ただ、FNはハイパワーで改良してくるし、コルトも戦後
ナショナルマッチで、ってそれらはまた!


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この記事へのコメント
紅い猫RRⅢ 様
>初めと終わりだけ鋸刃を止め単なる溝に
むかしは セレーションは左右両面の水平面を設定しやすい段階、つまり 素材が角材状態の早い段階で加工するものだったらしい。 そこで 側面は最終研磨前寸法だから セレーション加工部を 一段落として セレーションを加工する。 トイガンでも 一段落としのものは 鋸切り溝の最前方部の斜面幅が広くなる。 旧式の切削機では一段落としの左右端面をキレイに出すために単なる溝にした?
Posted by ないとあい at 2020年09月06日 22:34
ないとあい様こんばんは。
>一段落としの左右端面をキレイに出すために単なる溝に
わざわざ最初と終わりだけを変えた、ということはやはり
何らかの要因が考えられるのですが、側面研磨が
セレーション部にも及ぶ(少し平らになっている)くらい
なので、もしかすると工具の傷みが少ないよう、
端は鋸状を避け成形した可能性も、です。

あとは端の鋸形状の角が立ち過ぎるため、
平面研磨しにくかった、とか?
ともかくこの加工の意味は謎ですが、工法としては
”溝一括切削”説が有力になる形状ですよね。
Posted by 紅い猫RRⅢ紅い猫RRⅢ at 2020年09月07日 23:09
これ、文章だけなんで…イマイチ私が「問題点」を理解してなくて勘違いしてる可能性もありますが…

昔は、スライドトップのR部分とスライド側面の平面との境の稜線は「残しておく」のが通常の考え方だったのでは?
(コルトだけじゃなくベレッタM1934も微妙にそうですよね)
理由は「スッポリ包むホルスターの裏側~スライドに接触する部分を削らない為」だとか
「デザイナーの先入観…というか、美学…というか、慣習…?」
なんてえのがあったんですが、「面倒臭いから全部抜いちゃえや!」という事になり、擦らない為にスライド側面より「一段落とした」んじゃないんでしょうか。
あくまで主観的な推察ですが…(^_^;)

…やっぱ、あさってのレスしてるかな~(逃げ)
Posted by てるぱ at 2020年09月08日 22:32
てるぱ様こんばんは。
>スライドに接触する部分を削らない為
最初それを気にして残す→製造が手間
上下全部加工→問題発生
セレーション面を少し低く→溝加工を深めにするだけ
なのでウマー( ´艸`)

うんうん、それはありますね。

ちなみに前後の溝形状を変えたヤツはコンナ感じです。
(参考画像;(頭にh)ttps://www.sberatelskezbrane.cz/zbran/pistole-husqvarna-m1903/attachment/dsc01065/

あ、初期にスライド下側を残したのは、指が当たると
発射時にズル剥け、
そして内側に切ってあるスライドガイド溝との干渉を避ける、
といった要因があったかと。

あ、初期にスライド下側を残したのは、指が当たると
発射時にズル剥け、
そして内側に切ってあるスライドガイド溝との干渉を避ける、
といった要因があったかと。
Posted by 紅い猫RRⅢ紅い猫RRⅢ at 2020年09月09日 01:25
 
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