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2020年05月31日

ボーチャード

きょうはセレーション研究会その2、で、
自動装てん式の始祖、ボーチャードピストルを。

ボーチャード

えーっと、工作技術の進化と相まって銃は連発、
自動化してゆくんですが、初期の工業生産品である
コルトなどのリボルバーでは、滑り止めはどうやら手彫り
のチェッカーが使われ、一方方向に溝が並ぶ、という
形式はどうもこの自動装てん式あたりからなんじゃ?
です。

ボーチャード

ボーチャードは1893年の開発で、そのあとのルガーP08も
手工業的な職人の手作業が多かったようなので、当然
自動機で勝手に溝切ったり、はできませんが、どうもこの頃
送りは手動で、汎用フライスも未だでしょうが機械で溝を彫る、
という工程をやり始めたんじゃ、です。

トップカットのセフティ(マガジンキャッチ後方のパーツ)には、
等間隔で深く垂直な溝が切られており、これは正に”セレーション”
ですよね!
(画像はHWSのモデルガン)。

ボーチャード

しかしマガジンキャッチの方はチェッカーで、これはしばらく
”伝統”になったのか、作りやすい(曲面ではない)せいか
他機種でもしばらくチェッカーだったりします。

ボーチャード

何より後に”セレーション”が主流になる機関部のコッキングは、
横に張り出した球状のハンドルを使うという、、、

まあ後世の”答え”を知ってるからアレですが、でもライフルでは
ボルトハンドルが付くのはまだ普通、自動式でもコッキングピースは
ハンドル張り出してる機種が結構いますよね
(あ、1893年以前でセレーションが使われている銃の情報が
有りましたらご一報宜しく、です)。


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この記事へのコメント
紅い猫RRⅢ 様
ベルグマンM1893のボルトの指掛けに同心円の旋盤加工が~ M1894はクロスチェッカリングに進化?しています! が?M1908は また同心円に先祖返り? 平面のチェッカリングより 同心円の凸型のほうがボルトの指掛けにいいのか? ところでチェッカリングを筋目ヤスリで加工するならば バローベが1811年に、ニコルソンが1864年の創業だから チェッカリングは使い易さよりも当時最新の流行のデザインだった?
Posted by ないとあい at 2020年06月01日 21:20
ないとあい様こんばんは。
>ベルグマンM1893のボルト
1893年だとボーチャードと同じ、ですね。
旋盤による溝加工はSAAのベースピンにも見られますが、
平面上の加工という点で違いますね。
同心円の加工はモーゼルミリタリーやルガーP08などにも
使われてるような、ですが、やはり刃物を回転させ、
ワークを直線的に動かして直線の溝を切るのを
セレーションと呼ぶんじゃあ、です。

チェッカリングはパーカッション期でも既に一般化していて、
昔は正に”一本ずつ彫っていた”ようですね。
ご指摘のように筋目ヤスリは19世紀前半からあったとしても、
どうもコルトなんかしばらく”一本切り”を続けていたのか、
切り始め(端)の位置が一本づつ違っていますよね。
あ、チェッカーはとりあえずおいといて(笑)、
セレーション、次回はひとつ未来的なヤツでいく予定です(笑)。
Posted by 紅い猫RRⅢ紅い猫RRⅢ at 2020年06月01日 22:06
 
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