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2021年07月16日

二十六年式拳銃

きょうはメカメカ通信44号、日本の二十六年式
(HWSのモデルガン)を。



二十六年式は1893年に旧日本陸軍に採用され、なんと
1935年くらいまで変わる事無く生産されていたんだそうな!

近説戦闘?護身用として特化しており、ダブルアクション(DA)
オンリーとしてハンマースパーも省略しています。

英エンフィールドもWWⅡ期にNo2Mk1*でハンマースパー
無しをやりますが、軍用としては先進的なデザインかも
(S&Wはハンマー内臓式のレモンスクイーザーなどを作って
おり、DAオンリーはペッパーボックスからあったようですが)。



二十六年式はS&Wとナガン1878を参考にヒンジ式の
サイドプレートなどを取り入れたオリジナル、という説明も
ありますが、リンク先maimai様の「yonyon」によりますと、
ヒンジ式サイドプレートも内部メカも仏Fagusの1873年モノを
コピー(サイドプレートのロックはスイングするトリガーガード
に変更)していたようですね。



コレ、ライフリングが弾頭よりかなり大きく、そこからガスが
漏れて初速が上がらなかった!そうで。

これをH&KのVP70と同じ狙い、としているところもありますが、
専用弾なんだから火薬量で調節できたし、わざわざ大きく
彫らなくてもシリンダーとバレルのギャップを広げればガスを
逃がせるんじゃあ(ここは汚れによる作動性悪化を防ぐ効果も
見込めます)。

また後にナガンなんかシリンダーを前進させガスシール!する
機構を採用、二十六年式は弾が横転!するなど命中精度の
悪化という弊害まで招いていたようで、ココは狙ったのでは
なく、当時の設計力(寸法選定を誤った)だったんじゃあ、
ですね。



メカメカしさの極致!?
工具不要、トリガーガードを回しサイドプレートをひっくり返す
と内部メカがご開帳!!



(弾性の無い)亜鉛のトリガーガードのためか、少し固定が緩い
ですが、HWSは見事に再現!

そして下の画像のように、サイドプレートのハンド部保護では
非常に薄いトコロも再現、更にサイドプレート側のピンも
後加工でトリガーガードによるロック部分を調整、
サイドプレートがしっかり閉まるように作り込まれています。



これも以前から言ってますが、ここを分解する必要性は?で、
現代リボルバーは(スタームルガーなどを除き)ビスを何本か
使い、更に隙間をタイトにして容易に外せない!くらいに
しちゃってます。

二十六年式は、DAオンリーですがハンマーがリバウンドにより
フレームとの間に隙間を作る(他社ではフレームがハンマーを
覆う)という”失敗”があり、異物が入りやすいので結果として
この機構(容易な分解)が活きてしまった!んじゃあ、
ですが(爆!)。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(0)メカメカしいヤツ!