2009年11月29日
蒼いフレアの中心で~其の三~
今日は撮影レンズシリーズで、前回の続き
「フィルター,距離試験編」を。

ソニー,ミノルタの50mmでは、
複数のレンズで絞りを絞るとフレアスポットが発生し、
手持ちのズームレンズでは同じ焦点距離付近でも
全く発生しないことを前回ご報告しました。
が、それでは、絞らずに光量を落としたらどうなるのでしょうか。
偏光フィルターPL55mmと、プロテクターMC62mmがうちにあったので、
これを付けて試してみることにしました。

まず、フィルターを付けると、フィルターに反射して
ゴーストが現れる、というところもあったので、
まずフレアスポットの出ていない28-105ズームに
レンズ保護用フィルターを装着して試してみました。
被写体は、Cz-M100(BWC エアコッキングガン
ゴースト→攻殻つながり?)です。

やはり出ません。
一例ですが、この撮影条件では
フィルターによってフレアスポットが発生することはありませんでした。
ともかく、今回の現象はレンズ前面のフィルターによって
発生する訳では無さそう。
なので今度は偏光フィルターを50mmF1.4に装着し、
レンズに入る光を減らして、フレアスポットが出るか試してみました。

実にクッキリハッキリ絞りのカタチで出ている!
フィルター無しでは、F16でもここまで明確に出ていません。

暗い為に露光時間を増し、全体に明るくなっているのもありますが、
それを差し引いても、フレアスポットが増しているような、、、
絞ることでフレアスポットは明確になっていましたが、
光量を落としても同様にはっきり出るようです。
次に、ちょうど反射と被写体の焦点が近いところで
クッキリとフレアが浮かびあがるなら、
被写体の距離を極端に変えてみたらどうでしょう。
今度はカメラを前後させ、同じ被写体を写してみました。


若干輪郭が変わっていますが、同じ程度のフレアが見られます。
つまり絞りで大きさ,明度が決まり、
焦点距離が合うとはっきり輪郭が出るようです。
そして、50mmで拳銃の全体が写る、40~50cmくらいの距離で
フレアスポットもちょうど焦点が合うようですね。
さて、それでは他の焦点距離なら、フレアスポットが出ないかも。
それはまた次回に!
《注意!》この一連のレポートは、中古を含むレンズのものであり、
経年変化や、(カメラも含む)個有の問題かもしれません。
また、本文の通り通常の使用方法では問題は起こっておらず、
光学製品の設計,製造上の限界やコストの問題である可能性もあり、
ここでもこの現象を不良や障害とは捉えておりません。
「フィルター,距離試験編」を。

ソニー,ミノルタの50mmでは、
複数のレンズで絞りを絞るとフレアスポットが発生し、
手持ちのズームレンズでは同じ焦点距離付近でも
全く発生しないことを前回ご報告しました。
が、それでは、絞らずに光量を落としたらどうなるのでしょうか。
偏光フィルターPL55mmと、プロテクターMC62mmがうちにあったので、
これを付けて試してみることにしました。

まず、フィルターを付けると、フィルターに反射して
ゴーストが現れる、というところもあったので、
まずフレアスポットの出ていない28-105ズームに
レンズ保護用フィルターを装着して試してみました。
被写体は、Cz-M100(BWC エアコッキングガン
ゴースト→攻殻つながり?)です。

やはり出ません。
一例ですが、この撮影条件では
フィルターによってフレアスポットが発生することはありませんでした。
ともかく、今回の現象はレンズ前面のフィルターによって
発生する訳では無さそう。
なので今度は偏光フィルターを50mmF1.4に装着し、
レンズに入る光を減らして、フレアスポットが出るか試してみました。

実にクッキリハッキリ絞りのカタチで出ている!
フィルター無しでは、F16でもここまで明確に出ていません。

暗い為に露光時間を増し、全体に明るくなっているのもありますが、
それを差し引いても、フレアスポットが増しているような、、、
絞ることでフレアスポットは明確になっていましたが、
光量を落としても同様にはっきり出るようです。
次に、ちょうど反射と被写体の焦点が近いところで
クッキリとフレアが浮かびあがるなら、
被写体の距離を極端に変えてみたらどうでしょう。
今度はカメラを前後させ、同じ被写体を写してみました。


若干輪郭が変わっていますが、同じ程度のフレアが見られます。
つまり絞りで大きさ,明度が決まり、
焦点距離が合うとはっきり輪郭が出るようです。
そして、50mmで拳銃の全体が写る、40~50cmくらいの距離で
フレアスポットもちょうど焦点が合うようですね。
さて、それでは他の焦点距離なら、フレアスポットが出ないかも。
それはまた次回に!
《注意!》この一連のレポートは、中古を含むレンズのものであり、
経年変化や、(カメラも含む)個有の問題かもしれません。
また、本文の通り通常の使用方法では問題は起こっておらず、
光学製品の設計,製造上の限界やコストの問題である可能性もあり、
ここでもこの現象を不良や障害とは捉えておりません。