2018年06月27日

M1851プロトタイプのバレル

きょうは以前ちょこっと触れたトコロですが、
CAW コルトM1851プロトの形状から、
バレルの加工法の変遷を探る?というネタを。



まずはM1851前後のコルトリボルバーの形態を
(過去画像で)。

上から、パターソン、ウォーカー、M1848ドラグーン、
そしてM1851より後のM1860(ショート)です。

これらはいずれもHWSのモデルガンです。



パターソンは八角形(オクタゴン)、ウォーカーとドラグーンは
今回のM1851プロトと同様、ラウンドのバレル前部とオクタゴンと
同じ、斜め45度の大きな面取りが施された基部を持ちます。

ウォーカーやドラグーンは、基部を残してバレルを回転させ、
前部を削ったか、それとも2つは別体で、バレルを基部に
ねじ込んで作ったのかもしれません。



それに対し、M1851プロトはバレル基部までラウンドの上面、
これは逆R状の工具でバレル前部から基部までを一気に
削ったのでは?です。



そして同様にバレル下部もアール状の工具で削ろうとすると、、、
(上の画像はイメージで、工具も木工用のモノです)



赤い矢印部分がアール状に抉られてしまいます。

ということはプロトタイプのバレルは、(バレルを固定して)
逆アール刃物で上面を削り、次に(今度はバレルの方を
回転させて)バレル下部を削ったのでは、で、
まあ順番は逆でも、ですが、どちらにせよ異なる加工法の
アールを合わせる、という”面倒な加工だったんじゃ、です。

結局、それを避け、両方バレル固定で削るために
(上下で一回つかみ直す必要はありますが)パターソンと
同じ加工法に戻し、量産したのでは?です。

そしてそのあと、M1860、M1861ではバレル上下に
アール状の刃物で加工(基部へ向かって複雑な形状加工
が必要になっちゃいましたが!)するようになったか、
型鍛造など(こちらのほうが、斜め面取りより型の負担が
少なく変形させやすいラウンド形状に戻した理由にも)
新加工法を確立したのかも、です。

もちろん、それぞれの加工法は実際には違ったのカモ、
なんですが、当時の加工を想像しながらトイガンを眺める、
というのも一興、ということで。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(4)比べてみました

2018年06月24日

MULEのパイソン用グリップ

油あげをトッピングすると”きつね”
天かすだと”たぬき”となるうどんですが、
では何ものせないと”てぬき”?
(いや”素”でいいやろそれは!)

さてきょうは”素”エプロン(え?裸じゃなくて?)
違うCAW/MULEのタナカパイソン用
1st、2ndタイプ木製グリップを。



これはちょっと前に発売になっており、無くなる前に
慌てて確保!したもの、です。



フルチェッカーはパイソン登場当時の装着品で、
本体もサイトなどが2nd(MGC金属)、3rd(他のトイガン)とは
違うせいか、今までトイガン用でモデルアップされることが
無かったハズ!?



同社得意のレーザーカットによる鉄板ウエイトで
重量も130g(実測)となっており、チェッカーもこのように
綺麗にエッジが立っています。



素材はウォールナットのようですが、材料は横から見て
板目で、最近のMULEさん共通の濃いめのオイル仕上げ
にチェッカーで、木目はあんまり目立ちません。



タナカのノーマル(画像右)とも。

このグリップ、実物は下から見るとラグビーボール状に
両サイドが曲面なのですが(個体差は結構あります)、

今回のモノ、タナカ製と同様、このあたりは結構上手く
再現されています。



そして、タナカ製(画像上)と合わせてみると、前面上が張り出し、
逆に下は少し小さく、周長の増減が少ない形になってます。



逆サイドからも。
タナカ製は最後期にこのような実物があったのか、標準的な
モノからすると前面上を削り込み過ぎ!に見えたので、
初期グリップの再現、という意味からもこの形状変更は
ナカナカ良いと思いマス。

以前ご紹介したタナカオプション木製グリップは全長が少し
短めだったのですが、今回のMULE製はほぼ同じ、ですね。



最後はコクサイ純正プラグリ(画像下側)とも。
コクサイは更に前面上、下幅が大きく、底面も少し後部が
下がっています。

ということでMULEは3つの中では最もグリップ底部周長が
短く、スッキリとしたフォルムです。

フルチェッカーで、それ以降のモノにはある親指用の抉り
(フィンガーレスト)がないこともあり、周長の増減が少なく
”ストレート”っぽい握り心地ですね。

MULEさん、タナカベースのカスタムはやってないと思うのですが、
本体のサイト回りを作り変えて、1stを作ってくれたらウレシイです!!
(え、自分でやれ? いや今コクサイも撤退したし、パイソン需要は
あるんじゃ、、、)

あ、チェッカーがメダリオンの半分くらいまである2ndのグリップも
出ているようで、こちらも気にはなってるんですが、、、



と、ここまで書いたところで、行きつけのショップを覗いたところ、
2ndグリップもまだあり、つい入手しちゃいました。



外形は1stと全く同じ、で、このように左右を入れ替えてもピッタリ
フィットします。



チェッカーとフィンガーレスト(抉り)が違い、1stはウェブ部分が
太いので、実銃だと反動を受けやすいカモ。



2ndのほうは3rd(タナカ純正etc)に比べ上部のチェッカーが
多いだけ、ですが、上記のように外形が違うので、握り心地は
少し変わります。



しかし、タナカのオプション(3rdタイプ)とコレら、で、
もうホンモノが一つ買えたカモ、なんですが(汗!)。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 18:18Comments(4)最モノぱーつ編比べてみました

2018年06月22日

ヴァッシュの水鉄砲?!

吞兵衛の聖地、オタク赤バニー
(って、白も黒も出てますが、、、
「東京都北区赤羽」はノンフィクションで
実在の人物・団体・事件などとかなり関係あり、
だそうで、しかも作者が飲み過ぎによる
体調不良で近く連載を終える予定、
という、ある意味”命がけ”の作品、
って関係ない?! ああ、そーですか!)


さてきょうはアルゴ舎の本格SF水鉄砲シリーズ第二弾?!
ヴァッシュの銃(シルバー)を。



アルゴ舎は「ブレードランナー」のデッカードブラスター
(下の画像)を水鉄砲化し販売、これが(たぶん)大ヒット。



で、今回、第二弾として発売されたのがコレ、
「トライガン」の主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピードの銃です。



今回はどうやら正式ライセンス?らしく、パッケージに
作品名どころかイラストまで使用され、本体の大きさもあって
カナリ大型のブリスターパックになってます。



封を開けると未組み立てのグリップと本体が出てきます。
台紙の説明によると、コレを購入者が組み立て
(接着剤などは付属してません)、ということですが、
まあ左右のグリップをはめればOK(接着しなくても
じゅうぶんなカンジ)。



この銃、中折れ式でブレイク用のレバーがアンビ
(もちろん無可動ダミーですが)、でもマテバ,キアッパ同様
シリンダー下側にバレルが配置されてるんですが、
ハンマーはどうもシリンダー上を叩くっぽいカタチ、、、

ということはやはり上がバレルで水が出るところは
レーザーサイトなの??



まあ細かいトコロは置いといて(爆!)、
水鉄砲性能は説明に書かれてる通り”低性能”のようですが、
今回水の注入口を本体上側に移動、そして使ったあと中の
水を抜きやすいよう、本体底のグリップエンド部にも
水抜き穴を設けてくれています。



今回はクリアー、ブラック、レッドの色違いだけでなく、
グリップのセットもあるようなので、組み替えたり
塗り直したり!イロイロ楽しめそうですね。

それにビーチにプール!という
シーズンに間に合った!し(笑)。

アルゴ舎では、次にモーゼルミリタリー(C96)とそのストック!
を予定しているそうなので、ますます期待が高まります。

そしてリアル水鉄砲シリーズでコルトM1900とか、
グリズリーとか! レアなモデルを作ってほしい!!

前回は発売早々に売り切れ(再生産してます)たので、
気になった方は、早速入手を!
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)こんなモノ番外編

2018年06月20日

M586パワーカスタム

月曜の地震につき、皆様からご心配、
お声がけ等いただき、誠にありがとうございました。
幸い、いまのところ大事には至っておりませんので
ご安心を。

今回の地震で、被害に遭われた他の方々にも
お見舞い申し上げ、このようにブログ更新など”遊び”が
続けられる有難さをかみしめつつ、
通常の運行に戻らせていただくこととします。

さてきょうはメカメカ通信大4弾!
MGCのM586 パワーカスタムを。



えーっと、このカテでは既にM629ターゲットハンターや
M500マグナムハンターをご紹介してますが、コレは
純粋にPPC競技用のカスタムを再現したもので、
元ネタ?はカスタマーのロン・パワー作品ですね。



PPCの定番、リブサイトですが、パワーカスタムでは上面に
反射防止のグルーブが彫られ、更に下側には放熱(伝熱低減?)
の為か抉りを入れてます。



リアサイトは大型で、7,15,25mを撃つPPC競技専用
で距離に応じて高さを変えるダイアルが付いています。



また、DAのみで使う為にハンマースパーはデボーンド、
ブルバレル化のためエジェクターロッドを止めるストッパーも
別に作り直されたモノが付けられ、メカメカしさを増幅?!
させてます。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)メカメカしいヤツ!

2018年06月17日

「眠らない街 新宿鮫」~鮫島

きょうは映画のキャラ使用銃ネタで、
「眠らない街 新宿鮫」から、真田広之演じる
主人公の鮫島崇が持つリボルバーを。



訳あってキャリアなのに出世せず新宿署防犯課の
警部を続ける鮫島が使うのはニューナンブの2インチ。

映画ではHWSあたりのM36をベースにしたカスタムが
使われたのでは、ですが今回はマルシンのガスガンで。



映画はいわゆる仕込銃が使われる事件、なのですが、
そのネタが現代から見ると、、、まあ未見の方は
DVDを見ていただく、ということで。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 17:23Comments(6)あのひとのGun

2018年06月15日

L96!!

「おかけになった番号は、電波の届かない所にあるか、
電源が入ってない、、、」
いまどきそうそうない状況、と思われますが、
電池を長持ちさせるため、ときどき電源が切れてから
充電を開始する、というワタクシの運用状況では、
しばしばコーイウ事態が発生しております。
もしお電話されてこのメッセージを聞いた方、半日~数日後に
再度おかけ直しを!!(って、大抵寝てる時間ですけど!
そして、それならメールで良くね?)

あ、nozopon様、黒髪(後ろでくくってたのは外しましたが)
また使ってみましたよ!じゃなくて(笑)、
きょうはいつもの買い物日記、たぶんCYMAのL96A1を。



コレはいきつけの中古トイガンショップで見つけてきた激安
(箱、付属品一切なし!)の中古で、程度もソレナリですが、
まあ競技はもちろん?サバゲにも使う訳ではないので(笑)。



6/2のショットショーでスコープを求めたのは、コイツに
付けたかったから!

ちなみに中華ブッシュネルの付属マウントリングは、
このレイルに合わず、一杯閉め込んでもカタカタ動く!
ために予備で買っておいたリングに交換、無事取り付け
できたという!!



L96は角ばった専用レシーバーに大きな丸いボール状の
ボルトハンドルが特徴です。

セフティはライブで、マガジンリリースもマガジン後方の
レバーで行う、という操作系は実物通り、エアコキでボルトが
シリンダーとなっており、(たぶん)ちょっと大きく、また
引いても機関部がオープンになりませんが、操作は軽めです。

機関部左側にはボルト分解用と思しきレバーがあり、
CYMAでも可動しますが、分解などの機能はないダミーの
ようですね。

CYMAのL96はマルイのコピーっぽく、マガジンの方式なども
同じようですが、パーツの互換性までは?(だってマルイ
持ってないし!)です。



ウチのタナカ M700 A.I.C.S(画像左)と。
A.I.C.Sはグリーンで、.223仕様の短いマガジンですが、
今回のL96は.308の10連マガジンを再現してます。

基本的にストックのガワは同じ、ハズなんですが、
L96では下部にホップ調整ノブを設けたり、イロイロ
変えられていますね。

L96系はこれでグリーン、ブラック、.223と.308、
M700レシーバーとAI製レシーバー、と対照的な二挺が
揃ったのですが、、、
フォールディングストックの.338仕様も、やっぱり気になるかな?  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(4)最近のこんなモノ

2018年06月13日

G36K+P8

きょうは久しぶりにこのネタ、主従装備を考える?会で、
いったいどいつだ!?いや現ドイツ軍制式コンビで。



エーット、コレらはどちらもH&K製品で、P8はUSPの
派生(セフティ、マガジなど変更)モデル、G36Kは
米軍のM4に相当するカービンですね。



これはマルイの次世代、ですが、実物の方はオールプラ!
の外装のせいか、剛性不足で、特に連射したら命中精度に
影響が出る、と不評(H&Kはこれを否定し、裁判も起こしたとか)
のような、、、

で、結局M16系の要素を多く残したHK416が次に来る
ことに!

でも、M16系もアルミレシーバー+プラストックという
構成からか、当初は評判良くなかった!ですよね。

話をG36Kに戻して、最初からスコープを備え、長さの違う
バレル(+フォアアーム)、折りたたみストックでコンパクト!

個人的には、折り畳みストックが好き(というか、アサルト系に
ストックの剛性がどうとか、過剰な要求なんじゃ、、、)ですし、
現在”期待外れ”感が漂ってるのは不憫です!

G3では軍の要望で省略されていたボルトストップも(実物では)
備え、徹底的にアンビ(さすがにエジェクト方向までは変えませんが)
に拘った操作系、分解時抜いたピンをストックに挿せるような配慮、
などかなり良くできた銃だと思うのですが、、、



そろそろ拳銃の方も。
P8はタナカのガスガンです。
これも実物(モデルガンでも!)ではマガジンが半透明で残弾が
外から確認できる、G36と同様のモノになってます。

閉鎖機構も一般的なバレル上部でロックするショートリコイル、
G36もそうですが、H&Kは創業以来の”とんでもメカ”から、
現在は”どこまでも一般的”な機構にシフトしてます。



以前のメカが悪かったわけではなく、むしろH&Kの”先進的”イメージは
一連の独創的機構がもたらしている、と思うし、いまでも用途によっては
優れている点があるハズ、なんですが。

あ、でも機構は変わっても、直線的なデザイン、合理性の重視など、
H&Kらしさ、は変わりませんよね!
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(6)メインとサイド

2018年06月10日

スピードローダー増殖!

きょうは少し間(一週間)が空きましたが、
この間のショットショーでの収穫物?
スピードローダー2つと前から持っていたモノを
ズラズラッっと(比べるネタ)。



速報?でもお伝えしましたが、今回入手したうち、
ひとつ(画像右)はコクサイ製、もうひとつは実銃用のHKSです。

HKSは10というモデルナンバーがノブの後ろに刻印されており、
S&W Kフレ用のようですね。

コクサイ製も大体同じ寸法(Kフレ用)と思われます。
構造的にはサファリランドのソレをコピーしたような、
ですが(本家サファリランド製を持ってないの、、、)、
そのうち機会があれば比較したいですね。

HKSはクリックボールをロールピンで押さえており、
ピン3本とボール(+バネ)でうまくON-OFF動作させてます。

ノブの回転で出るツメが、カートのリムを咥え、逆回転で
リリース、装填、という操作、堅実かも、ですがちょっと
使いにくい、かな?

コクサイは中心部が回って同様にカートを止めますが、
リリースは後方のボタンを押すだけなので簡単!

ただ装填はちょっとコツが要る、というか、引っ掛けにくい!!



前から持っているモノと合わせて。

下の画像、左から二番目が以前から持っていたバネ式のモノ
(これもメイドインUSAと刻印有り)。
そしてもう一つの手持ちは、四番目のコクサイ製Jフレ用です。

コクサイ製はくしくも同じショットショーで(数年前に)
手に入れたモノ!

今回のKフレ用と構造は同じ、です。

バネ式のほうは、輪ゴム状に巻かれたコイルスプリングが
円筒内に少し露出しており、カートを押し込むとバネがリムを
引っ掛け、うしろのボタンでカートを押して無理やり?
ロック解除、です。

このバネのカタチ、実は米軍のグレネードランチャーと同じで、
珍しいバネの使い方なので、(作用は違うのですが)
参考にしたのかも、なんですが。

このバネ式は一発づつカートを込めていけるし、
装填もボタンを押すだけで簡単です。

難点を言えば、バネの力だけでカートを保持しているので、
落としたりしたらカートがバラバラに外れやすそうな点、かな。



そうそう、6発同時装填のスピードローダーには敵いませんが、
ビアンキはコンパクトなスピードストリップというゴム製の
カート保持グッズを作ってました(過去画像で失礼!)。



さてこれだけスピードローダーが揃ったら、当然リロードを
試したくなるのですが、、、

S&W純正のサービスサイズなどではローダーがつっかえて
非常に操作しにくい!

S&Wも後にローダーに合わせてグリップを削り込みますが、
ホーグのラバーグリップなんかも形状的に使いやすいです
(画像はキングコブラでコルト!ですが)。



HKSは実銃ではメジャーな存在のようですが、他にも上記の
サファリランドとか、イロイロあるうえ、コンパクトなサイズに
様々な工夫が見られる!のでまだまだコレクションは
止みそうにない!!
(今も輸入されてるっぽいのですが、基本的に”オワコン”
なのでナカナカ中古で出物が、、、)。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 17:17Comments(4)比べてみました