2015年04月10日

M-7グレネードランチャー

寒の戻りというには寒すぎる昨今、いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシ、猫達に暖かい場所を占領され、”猫ごしに”PCなぞ
操作しています(使いにくいっちゃありゃしない!)。

あ、さてきょうは先週の二式擲弾器に続き、米軍がWWⅡ期に使った
ライフル装着型グレネードランチャー、M-7を。



これは行きつけのトイガンショップでダミーカートなんかと一緒に売られていた
実物(払下げを加工した?)で、店員さんも詳しいことはわからない、
という体だった!モノです。

ワタクシも以前から見ていたのにスルーしていた可能性もあるのですが、
先週の擲弾器を買ってからイロイロ調べているとコレの画像を見つけ、
「米軍のも欲しいな、、、でもさすがにモデルガンパーツとしては作ってないよな」
などと思っていたので、見つけたときはビックリしたと共に、とっても嬉しかった!
オマケに(実はちょっとした難有りのためか)価格も安かったし!!

早速いただいて帰りました。



全体に表面処理などは失われ、ところどころ錆び、また発射ガスのようなものが
黒くこびりついてますが、まあ70年モノなら程度は良い方、これが二式擲弾器より
安価に手に入ったのはラッキーだったかも。

これ、本体が貫通してても問題はないんじゃ、、、と思いますが、中に鉄棒を入れ、
両端を溶接してあります(もしかして米国ではこうしないと違法所持になるのかも)。



L字型になっているフレームには刻印があり、一部錆で見にくくなってますが、
「KM M-7LAUNCHER M1 RIFLE」と読めます。
調べてみると、KMとはKnapp Monarch Co.とのことです。



実はこの個体、一部錆びているだけでなく、溶接時に外してしまったのか?
それとも朽ちてしまったのか、グレネードを止めるスプリングが無くなっていました。

マズル部分に溝を掘り、そこにコイルスプリングを巻き付けるように嵌めて、
抜け止めにする、という変わったスプリングの使い方をしていますが、
発射ガスに晒されているためか、傷みやすかったのカモ。

3mm径のスプリングはまあよくあるのですが、当時モノは線径が太かった!
(現在は細い鋼線が作れること、太い線を細く巻くと変形量が大きくなり折れやすく、
耐久性が悪いので使われなくなった?)ようなので、亜鉛メッキの番線を
釘に巻き付け、バネ状にしてからブルーイングして付けています
(ちょっとピッチが荒いですが)。

機能的には弾性が足りないので使えないのですが、
細いバネより見た目は良いでしょ?(え、そんなの変わらない??)

実はこのコイルばねを巻き付ける形、後に作られたリボルバー用スピードローダーの
カート保持に使われています。
このアイデア、他に出所があったのかもしれないのですが、もしかするとM-7ランチャーの
影響がスピードローダーにはあったんじゃ?



上の画像に、数字が本体に刻まれているのが写っていますが、
先から順に6~の番号があり、グレネードを差し込む量で射程を調整するそうです。

さて、M1ガーランドへの取り付けですが、ハドソン製モデルガンはガスバルブがない
(単なるフタ)ので、コレを外すと取り付け出来ました。

ホンモノではランチャーに付けた突起がガスバルブを押して解放し、
ピストンに導くガスを一部外部に逃がす(ランチャーに吹き付けられる)ことで
グレネードの発射抵抗で通常より高圧になり機関部が破壊するのを
防ぐらしいです。

ドイツ,日本のランチャーは手動式で頑丈、またアリサカライフルは
異常高圧になったら、ケースの一部を吹き飛ばしてガスを抜く穴があるので、
こういった措置は不要だったような。
自動装填式なので、ガス抜きが必要だったんでしょうね。

このため、ランチャーを付けたまま通常弾を使おうとするとガス圧が低下、
作動も出来ない(手動)になるようです。



穴(マズル)がふさがっているので、ガスガンには付けられない(付けたらモデルガン化?)
のですが、こっちもグレネードが欲しくなりますね(作るのは大変そうですが)。

ちなみに、初期には手榴弾を飛ばすための保持器も作られ、発射と同時に
安全ピンが抜けるようになっていたとか!

米軍はM1カービンやボルトアクションのM1903でもランチャーを作っており、
M14からはランチャー無しでフラッシュハイダーに嵌めるグレネードに変わったようで、
米軍装備でも、まだまだイロイロあります(有り過ぎ!)ね。

まあ、とりあえず今度は二式擲弾器と比較ネタ、かな(不定期掲載予定)。




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この記事へのコメント
赤い猫RRⅢ様

 ここまでそろうと、専用サイトが欲しく難るのでは?
記憶では、浪速区のMASHさんの奥の棚に、放出品のM1/M1カービン 共用のグレネード用サイト(印刷された換算表付)がまだ残っていたはずですよ。
 私が買ったのが10年ほど前で、2500円ほどでした。
1年ほど前に覗いたらまだありましたので、今も残っているかも…・
ちなみにMASHさんですが、マカロフのショルダー(ただしソ連・ロシアではない)があります。
旧西ドイツ放出 P1ホルスターなどもありますので、一度覗かれては…

ではでは
Posted by Doburoku-TAO at 2015年04月11日 22:59
Doburoku-TAO様こんばんは。
>専用サイト
いえいえ、まだまだ道は始まったばかり、の気がします。

>浪速区の
ここには最近他の出物の件で伺いたい、と思っていたところですが、
このコメントで、明日開店早々”普段とは違う”お客が殺到してないか
ちょっと心配です。
Posted by 赤い猫RRⅢ赤い猫RRⅢ at 2015年04月11日 23:29
赤い猫RRⅢ様

 単なるミーハーの自分さえ入手しているぐらいですから、マニアで欲しがる人は既に手に入れているんじゃないですが?
「何時か 出物があれは取り付けて遊ぼう」と、私でも買える値段でしたし…。

 
Posted by Doburoku-TAO at 2015年04月11日 23:46
Doburoku-TAO様こんばんは。
>マニアで欲しがる人は既に
だと良いのですが、、、
時間があれば、早めに一度行きたいと思います。
Posted by 赤い猫RRⅢ赤い猫RRⅢ at 2015年04月12日 00:45
こんばんは。

M-7グレードランチャーの実物!!大迫力ですね♪

M1ガーランドに装着されると、一段とカッコイイですね♪

赤い猫さんが言っていた、錆も貫禄!!が分かります♪

実物というだけで、見てるだけでも興奮しますね!!
Posted by BK201 at 2015年12月11日 19:32
BK201様こちらでもこんばんは。
いつもコメント有難うございます。

>M-7グレードランチャーの実物
でも、取り付け可能なハドソンも良く出来ていますよね!!
Posted by 赤い猫RRⅢ赤い猫RRⅢ at 2015年12月11日 23:31
こんばんは。

> でも、取り付け可能なハドソンも良く出来ていますよね!!

ハドソンのM1ガーランドは名作ですね♪

> いつもコメント有難うございます。

迷惑でなければ、またコメントさせて下さい。

こちらこそ、ありがとうございます。
Posted by BK201 at 2015年12月12日 00:02
BK201様
(〃^¬^〃)
Posted by 赤い猫RRⅢ赤い猫RRⅢ at 2015年12月12日 14:02
 
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