2018年08月19日

M1903とKar98k

きょうは比べるネタ、ですが、
日独の制式ボルトアクションライフル、
M1903とKar98kを。



どちらも第一次、第二次世界大戦期(M1903は
ナム戦でもスナイパーライフルとして使われた、とか)
の主力装備ですが、スプリングフィールドは
パテント調査がずさんだったのか、モーゼルに
訴えられて賠償するはめになったとか。



このS&T M1903のサイトは後のM1カービンにも
使われるピープ式のものですが、最初はオープン型で、
ボルトの分解レバーこそ回転方向が違いますが、
セフティもストライカーもそっくり!
(ストライカー後部こそ引っ張りやすく改良されてますが)。



トイガンでは内部構造が違います(Kar98kはマルシンの
エアガン)が、ストックと機関部の固定も、ナンダカ同じような
トコロにボルトがあるような、で、



フロントのバンド止めまでソックリ(前後にずらしては
いますが)。

しかしKar98kのほうが、上ハンドガードの分割など
シンプルで、逆にフロントサイトのガードを付けるなど、
造りは凝ってるカモ。



そういえば、kar98kには、Fピン分解用の冶具として
使えるよう、ストックに金具を付けたり、
ボルトハンドル部の逃がしをストックに切ったり、
結構手をかけており、逆にM1903はこのモデルでは
グリップ部もストレート(ピストルグリップでない)など、
シンプルですね。

あ、スリングを固定するフック?なんかは、
M1ガーランドにも受け継がれる装備ですが。

(また他ネタを挟んで)次回は、日本軍ライフルとの
比較もやってみようかな?

では!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)比べてみました

2018年08月17日

S&T MG42

”盆踊り”といえば、
今やアキラ100%?!

(そーいやアルミのお盆、すっかり
”芸”でしか見なくなったような?)

あ、さてきょうは久方ぶりの大物、
S&Tの電動マシンガン!グロスフスMG42を。



実物はWWⅡの真っ最中、1942年にMG34の
コストダウン(生産性向上)を狙って開発されたもので、
ショートリコイル(ローラーロッキング)で毎分1200発!
という超高速連射型です。

その発射音から「ヒトラーの電気鋸」と呼ばれ、戦後も
改修型MG3が使われるなど、多目的機関銃の
代表的モデル、ですね。



MG42は日本(ショウエイ)で電動ガンが作られていた
のですが、それをコピーしたのか?海外製が出てきて、
ウチでは常連と化したS&Tもモデルアップ、価格的にも
魅力的!なのでつい、、、



バットストック、マガジン(とアダプター?)、バイポッドに
チャージングハンドル?など一部が分解された状態で
箱に入ってますが、まあ組み立てはそんなに手間ではなく、
でもサバゲーに持ってくときにはマガジン外すくらいで
済ませたいカモ、ですね。

長さも長いですが、それより重さが、、、
(諸元によると6.8kg!)
フツーのライフルバックでは無理かも!



ハイダー+リコイルブースターは削り出しのようで、
ちゃんとストッパー(回転止め)も機能してます。



サイトは前後可倒式で、一応対空照尺取り付け用の
穴もハンドガード?に付けられてます。



左右はフロントのネジを緩めて、ですが、上下は
タンジェント式でスライダーによって操作でき、
照準線長は短いものの、リアサイトと顔に距離が
あるのでオープンサイトでも狙いやすいです。



ドラムマガジンはBB弾がタップリ(2500発?!)
入ります。
取り付けはこのようにアダプターを機関部につけ、
スプリングの給弾部を押し込んでからマガジンを
ロック、更に下の電線!を繋いで(給弾も電動で
単三電池4本がマガジンに入ります)発射準備OK,です。



ハンドガード?は実物同様スチールプレス!で、
意味はないケドバレル交換用レバーも可動、
あ、チャージングハンドルも動きます
(こちらはガタが多かったので、スライダー部分に
樹脂板貼って傾かないようにしました。
UP画像無いケド!)。

バイポッドはワンタッチで取り付けられ、収納状態で
ハンドガードにロックでき、開くと自在に動くよう関節?が
設けられており、また開脚角度もノブで調整可能!と
至れり付くせり、さすがにドイツ製、このあたりは手抜き無し、
ですね。
(でも逆にバイポッドで支えてても銃が傾きやすいケド!)

できたら対空照尺とか、ボックス(四角い箱にリンク付き
弾薬)式マガジンとかのアクセサリーも期待したいところ、
なんですが、ダブルドラムマガジンなんかは
実在したのかな?
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 17:17Comments(8)最近のこんなモノ

2018年08月15日

S&W M645

皆様こんばんは。
きょうは8/15ですが、”敗戦”を考える(映画の)ネタは
前回やっちゃった!ので、通常進行でメカメカ波、
違うメカメカ通信16号、S&W M645を。



これはMGCの固定ガスガンですが、実物は9mmだった
M39シリーズを45ACP仕様にどどーんと拡大、DA付きで
ガバメント攻略!を図ったモデルでは?です。



しかし!ガバ系はSAのまま複列弾倉化が進み、また
パラオードや本家コルトでもダブルイーグルなどが登場、
S&Wは後にSAフレームを作ってM945シリーズに、と
期待されたほどには、だったような。



この時代、トイガンも気合が入っていて、マガジンは
SUS板巻き!バレルはライフリング?!付きのサイクロン、
でも毎回DAの固定ガスなんですが(笑)。



冒頭のカットのように、アンビのセフティをヘックスリセスの
ボルトで止めたり、スライドも直線番長?的なリブが付いたり、と
メカメカしさも感じられ、ますよね?
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 18:04Comments(6)メカメカしいヤツ!

2018年08月12日

「日本のいちばん長い日」~畑中

きょうは8/15も近いので、1967年の
「日本のいちばん長い日」から
黒沢年男演じる近衛師団 畑中少佐の拳銃を。



映画は第二次世界大戦末期、ポツダム宣言受諾を
巡る政府、軍の様子を描いており、(結果的に)反乱を
企てる畑中少佐が使うのはFNのM1910。



画像はマルシンのモデルガンですが、映画は警察協力の
実物だったのカモ(日活コルトなんかよりリアルだし!)。

それとも当時まだ黒色OKだった金属製モデルガン?



”天皇の意に反してでも”(天皇制の)国体維持、とか、
戦争継続派はなぜ、どこで間違えてしまったか、
色々考えさせられます。

この映画は最近(といっても数年前)もリメイクされています。
未見の方はもちろん、一度見られた方も、この機会にひとつ。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 18:23Comments(4)あのひとのGun

2018年08月10日

P210のグリップ

きょうは自薦トイガンネタ、というよりパーツネタ、
SIG P210用のグリップ2つを。



えーっと、P210のトイガンとしては、
最初に出たMGC(後にCAWでリメイク)製モデルガン、
そしてマルシンのガスガンが現在手に入るんじゃあ、
ですが(以前はマルコシもやってました)、
これらに付くグリップがCAW/MULE、そしてBWCから
(未入手ですがマルベリからも)出ていました。



このワルサーP38のような横溝(グルーブ)の木製を
再現したのはMULEです(モデルガン本体はMGCの
SP47/8刻印のモノ)。

CAW(MGC)のアウトラインをそのままコピーしており、
表面はこの横溝以外にチェッカーと、一部プレーンな
モノなど数種類がありました。

店頭在庫がまだあるか、は?ですが、現在も廃盤には
なっていないようなので、そのうち再生産されるカモ。



マルシンは一部プレーンなチェッカー付きグリップを
装備しているのですが、BWCは樹脂製のホンモノから
型をとり、内側をマルシン用に改修したものを作りました
(上の画像、本体はもちろんマルシン)。

こちらは限定100個!というレプリカだけどレア!な一品。



左がMULE、右がBWCです。
MULEは木製だし、BWCはレジンですが実物複製だし!



でもチェッカー形態などはMGCのと同じ、なんですが
(爆!! あ、上の画像、左がMGC、右がマルシン+BWC)。

アウトラインは、MGCの方がくびれが大きく、下部の丸みも
大きいような、ですね。
ただ、これは1970年代に少ない資料(写真など)だけで
タニコバさんが作ったっぽい(ハンマーなんかの幅も広い)
ので、マルシンと比べるのは酷かも、ですが。




MGC純正(左)とMULE(右)のグリップ。
MULE製は木製でチェッカー/グルーブの有無だけでなく、
実は面取り(斜め)も大きく、より全体が丸くなるような形に
削られています。

内側には鉄板のウエイトも仕込まれ、オイル仕上げも
”リアル”なMULE。

マルシン用も作ってほしいところ、なんですが、どうも
P210の人気が、、、なのか、自社(グループ)でモデルガン
まで作ってるせいか、、、
あ、マルシンさんが木製を作ってくれれば!
(でも別売りせずに本体ごと、という商売しそうな、、、)  

2018年08月08日

リトルアーモリーをいくつか

「エモい」は”エモーショナル”なのか、
”えもいわれぬ”なのか、それとも
”エロいモーション”なのか良くわからん!
(え、そういう略じゃなくて
”新しい感覚”なの?!)

あ、さてきょうは尾櫃制服計画、八重坂しの、じゃなくて!
トミーテックのリトルアーモリーをいくつか入手、
組んでみた記?を。



リトルアーモリーは現在多くの種類が発売されており、
このあいだ新しいウォーターガンセットをUPしたのですが、
今回は通常のキットからSCAR-H、MK18Mod0、それに
ハンドガンのP226&228セットを(たまたま安かったので!)
ゲットしました。



Mk18以外はブラックとベージュ?の二色構成です。



SCARは本体がフラットダークアース(ベージュをこう呼ぶらしい)
で、バレルやサイトなどが黒です。

3種の長さのバレルと、伸縮両方のストック、サイレンサーに
光学サイト、予備マガジンなどが付いており、様々なタイプに
組み替え可能!



Mk18は黒のみの成形で、バレル長こそ一種類ですが、
同様にアクセサリーは充実してます
(あ、画像に入ってませんが、リアサイトもあります)。



そしてSIG P226&228は、暗視装置?も付属してます。
本体は、ハンマーダウン、コック、そしてスライド後退時の
3つの状態がされぞれあり、予備マガジンも本体の数通り
(3×2)揃い、更にP226(レイル)用にフラッシュライトが
付属してます。



P226はFigmaで出た椎名六花にも付属していたのですが
(画像右)、キットのものはライトが別部品で外した状態も
再現できるうえ、ハンマーコック、スライドストップ状態も
あります。

グリップのモールドも違うので、やはりFigmaのソレは
トミーテックではなく、Figma側で 用意したのカモ、
ですね。



その椎名六花さんに、キットのほうのP226と
SCARを持ってもらいました。
SCARの色と制服がマッチしてるような、ですね。



ついでに最近発売になった”Figma 霞”さん、
”SHF さくら””さんにも持ってもらいましょう
(このヒトたちは銃は要らないカモ、ですが)。



1/12はFigmaやSHF、それにアサルトリリィなど
現在多くのシリーズが展開されているので、
装備の需要も大きいのか、ラインナップが急激に
充実していってるような、です。

ハンドガンはまだもうちょっと、ではありますが、
SMG(PDW?)はP90も出るらしいし、MP7は
既にある!し、ヘビーなマシンガンやランチャーも
1/12ならそんなにかさばらないし!
また気が向いたら(と安かったら!!)
揃えたいですね。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)こんなモノ番外編

2018年08月06日

イマイ フリントロックピストルシリーズ その5

先週は変則日程でUPしてしまったので、
間を埋めるべく?今日もいっぱつ!!
イマイ 古式銃プラモ制作記その5、
ようやく本塗装開始(但し一部は下塗り!)編を。



えー、前回サーフェイサーで難航中の様を
お伝えしましたが、とりあえず修正後再塗装して、
本塗りの下地、タン色をストックに吹きました。

トリガーガードやストックエンドの真鍮パーツは、
まず金色に筆塗りしておきます。



あ、コレがイマイの塗装指南書です。
フルカラーで丁寧に塗り方なども書かれてますが、
現在はニススプレーなどがあるので、筆塗りに
拘らなければこの方法に従うことは無さそう、です(笑)。



ということでストックの木部は茶色で木目を簡単に描き、
濃淡をつけてニススプレーの下地とします
(下の画像は、木目風下塗りをしてトリガーガードなどを
仮組みしたところ)。



真鍮パーツには金色の上に青銅色の
上澄みを中心に流すように塗り、更に黒鉄色も
トリガーガードなどには同じように薄く重ね、
古びたカンジを出してみました。

トリガーは銀で塗ってから黒鉄色を塗り、
コントラストを付けてみました。



テールエンドは結構リアルになったのですが、
ニススプレーをストックに塗るにはマスキングしないと!
テープでは細かい模様が保護されないので、
塗料状の塗るマスキングか、手間はそんなに無かったので、
ニスを塗ってからもう一度この塗装を乗せるか、ですね。



こちらのテールエンドは別部品なので、塗装後接着すれば
OKです。



さて、(実物では)金属部分、バレル、機関部ですが、、、
同じように銀をスプレーしてから黒鉄色を塗って、
スポンジヤスリで銀を、と思ったら塗膜が全て剥がれ!
やっぱりトイガン用の高価な塗料を使わないとダメかな、、、

と、塗り直しのために、水抜き剤に漬け、るとパテ盛り部分が
溶けるといけないので、ティッシュに含ませて拭き取ろう、と
作業を開始してみたら!!
(下の画像、右が水抜き剤、中央が下地の銀、
左が上塗りのガンメタ)。



イケます!
下地も同じアルコールで溶けるので、あくまで軽ーく何回か擦る、
というテクニック?は要りますが、ヤスリよりは”途中止め”が
容易です!!
いったん塗装を落として綺麗にしたのち、再度銀、黒鉄色を
吹いてから水抜き剤を含ませたティッシュで拭き取り、濃淡を
付けてみました
(下の画像、右が塗り直したガンメタ、左がソレを半分落として
アンティーク調にしたもの)。



ハンマーも。



同様に仕上げた機関部を仮組み。
ちょっと濃淡がきついカモ、ですが、
まあこういうカンジでもいいかな?



というところでまた次回!
(順調にいけば最終回に、なるのか?!)  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)きっとkit

2018年08月04日

Cz75の欠陥?論争

きょうはCz75の欠陥論争!について。



えーっと、この問題はとあるブログをきっかけに、
月刊ガンプロフェッショナルで反論が掲載された
ものなのですが、個人ブログ情報の信頼性に
疑問を呈する記述もみられるので、ヒトゴトではない!
と思った次第です、はい。

事の始まりは元銃雑誌ライターであり、自らも
電子版ガンレポート誌を販売していた、
たかひろ氏のブログ「25番」にて、入手した
Cz85の脆弱性を指摘、改良記がUPされたことから。

Cz75(Cz85)のスライドストップ軸はバレル後退の
ストッパーとなっており、他にストッパーを持たないために、
軸が傷み、最悪の場合破断に至る設計上の欠陥がある、
というのが氏の主張(ワタクシのオリジナル要約、詳しくは
元ネタを参照のこと)でした。



このブログ記事について、読者から質問があったため、
ガンプロフェッショナル9月号にて、テリーヤノ氏が反論を
掲載しています(P130~135)。

反論の論点ですが、
①、Cz75は多くのコピー/クローンがあり、それらも
  この構造を踏襲している。
②、スライドストップ軸だけで銃身を受けるのは他機種
 にもみられる。
③、競技でCz75を使用するなどの経験があるが、
 軸破損を経験したことも目撃したこともない。
④、伝聞で破損例があるが、それは.40S&W口径だった。
⑤、機種によっては予備のスライドストップが付属している。
⑥、軸は電気回路におけるヒューズ的役割ではないか。
⑦、Cz75のフルオート版でも同じ構造で問題が無かった。
というところかと。
(下の画像、左からKSC 1st、2nd、そしてMGCの
コンバットカスタム)



まず、たかひろ氏の主張ですが、氏の所有するCz85
(Cz75にアンビスライドストップなどを加えたモデル)には
500発ほどの発射で軸に傷が生じています。
たかひろ氏はSFやタンフォリオのCzクローンの軸破損も
目撃している、との事。
また、他機種がバレルをフレームで受けているのとも比較、
所有するCz85にラグを溶接で作って対策、結果良好との
事です。

氏の事例報告には個人的に納得、です。
メーカーがラグを増設しないのは、切削後溶接とかしないと
フレームには形状的に付けられない、バレルも材料が大きく
なり(原価はしれていると思いますが)、切削量も増大する、
ということが伺えます(ワタクシの意見)。

次にヤノ氏の主張ですが、、、
①はクローンでも軸破損があり、コピーメーカーが
 オリジナル以上の改良を施す保証もないので✖。

②は.380など低威力のものでは問題が無くても
 Cz75で問題が発生しないとはいえず、また軸の細さ
 (面積当たりの耐荷重量を超えている)に起因するため、
 他機種の事例は”安全性の立証”には不足。
 衝撃荷重を算定し、鋼材の許容荷重以下だというなら
 納得できるが、たかひろ氏指摘のように変形している以上、
 これを超えていることは明らか、✖。

③は”自分が見てない”だけで、他の目撃例(たかひろ氏)
 には反論できません。反論するならその目撃が確かな
 ものなのか、発生状況(総発射数)などがわかるか、
 ですが、そういう記録をちゃんととってなくても、ともかく
 ”折れない”に対する反証にはなるでしょう、よって✖。

④は大問題です。.40S&W版も”製品”なのですから。
 もうCzの脆弱性を証明しちゃった!ため、当然✖。

⑤に至っては、メーカーも脆弱性を認識している、
 ということですよね。
 まあメーカーとしては、「ヘビーユースだとここは
 弱いケド、欠陥とまではいえないよね」という
 スタンスかも、ですが。
 当然反論としては✖です。

⑥折れると使用不能になり、またスライド、バレルが
 脱落する恐れがある ”壊してはならない”部品を
 保護要素とするのは✖。
 そもそも、軸を壊してまで保護するようなところは
 ドコなの?

⑦は納得しそう(連射で通常より過大な荷重となり、
 また発射数も多くなる可能性が高い)ですが、単に
 バリエーションで壊れていない例があるだけでは
 破損例を覆せません。よってこれも✖。

あの、この記事、(”個人ブログ”の情報に踊らされず、)
内容を吟味する慎重さを訴えて締めているんですが(爆!
あ、画像はKSC 2ndに実物グリップ)。 



KSCのスライドストップ軸は面取り部分もありますが、
軸径としては4.8mm、ブローニングハイパワーなどと
比べると特に太い、とはいえず、もう0.5mmでも太ければ、
と思わせられます
(画像左がKSC,右はMGC)。



この論争で本来争点となるべき”欠陥”とは、ですが、
明確な基準がなく、日本の法律でも「通常予見される使用形態、
(中略)製造物が通常有すべき安全性を欠いていること」
とされており、どの程度までかは、メーカーとユーザーの
争いドコロ、たかひろ氏には許しがたい”欠陥”だとしても、
Czとしては5000発持てばOK、なのでしょう。

そしてヤノ氏の反論は、上のように全て却下されると
ワタクシ的には思います(百歩譲っても脆弱性は明らかで、
メーカーも”欠陥”とは言わないが”弱点”だとは認識している、
というトコロかと)。

米国のXM9ピストルトライアルでは、5000発中8回以下の
マルファンクション、という要望がありました(でも復旧しない
破損だと試験続けられないよね)し、ここで選定されたベレッタ
M92Fは(オーバーロードが原因らしいですが)スライドの破損が
起こり、対策品のFSが作られています。

歴代のマスターピースでも、P08はプライマーが破れてFピン
周りが吹っ飛ぶ(対策としてガス抜き用切り欠きを追加)し、
P38はスライド上のカバーが吹っ飛ぶ(戦後カバー自体を
無くした)始末。
ガバだって板バネ式エキストラクターをコイルスプリング式に
変えたクローンが主流になっています。
S&Wのリボルバーでバレルに亀裂が!というのも聞きますし、
日本に納入されたモノがクラックが入って回収になったとか!

そもそも鋼材使用設計の基準、100万回の繰り返し耐荷重、
に比べれば銃器は(軽量化の為、と摩耗などで元々寿命が
くるのに合わせて)大きく超えるところで設計されており、
バランスをとるには、製造も含めていわゆる”長年のカン”など
ノウハウが無ければ補えない難しさがあると思います。

Cz75は、日本製バイクに対するイタリアンのように、
”繊細で頻繁にメンテを要する”存在(しかしそれ故、
その造形は美しい!)なんじゃ?

また個人的には九四式拳銃は”軍用拳銃史上最低の欠陥拳銃”
だと思いますが、たかひろ氏は擁護派です(笑)。

以前、別ブログで”判断力”を養うことこそ教育の目的の一つ、
と書きましたが、とかく人間は偏見(個人,法人や媒体の歴史
に惑わされる)に陥りがち。
冷静に”論理的、科学的視点”を持って考えることが重要なんじゃ?
(*;一部機種名等に誤りがありましたのでUP時より訂正しています)  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 09:59Comments(7)番組からのお知らせ?

2018年08月03日

「ガンフロンティア」~ハーロック

きょうは前々回のネタから推察される通り、
アニメキャラ愛銃ネタで、「ガンフロンティア」から
ウェスターナー・フランクリン・ハーロックジュニアの
ロングバレルSAAを。



「ガンフロンティア」は松本零士が1970年代に書いた
漫画作品を21世紀になってアニメ化したもので、
ハーロックはグリップにドクロのメダリオンが入った
SAA(44-40口径のフロンティアシックスシューター)
を使います。



このモデルガンはレイジスモールアームズコレクションの
第一弾としてハートフォードが企画、制作したものです。

以前、ハドソンからも同様のモノが出ていたような、ですが、
バレル長が8.5インチだったかも。

まあ漫画、アニメでも7.5インチくらいに見えたり、だし、
9インチなんてシロモノ、コルトで製造されたのかも怪しい!
(バントラインも1stの時代には製造記録が無い)ですが。



あ、「ガンフロンティア」は去年くらいまで別の漫画家さんが
再連載されており、最近単行本もでたような、ですね。

モデルガンの方もまだ店によっては在庫があるようですが、
300丁限定生産!なので気になる方はお早めに。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(0)あのひとのGun

2018年08月01日

ビズリーのトリガーガード

きょうは緊急企画特別編?で、
記事にコメントを寄せて下さった
mi-ton様の疑問を。



えーっと、ご質問は、「タナカのビズリーガスガンの
トリガーガードとハドソンのオムニポテンシャルの
ソレは同寸法か」ということでした。

少し前にタナカが発売したSAAビズリーですが、
廃業したハドソンから金型を譲り受け、同社のペガサスに
合うよう改修され作られています。

金型が流用された部品は恐らくハンマー、トリガー、
バックストラップとトリガーガードで、フレームは
ペガサス方式の同社製のものを改修したか、
新造では?です。

また、ハンマーノーズが直接(ダミー)カートを
叩かないよう、ハンマーを改修、ハンマースプリングは
曲げを変えて、バックストラップに追加したストッパーで
リバウンドするよう変更されています。



では、トリガーガードは?というのが今回のご質問。
上の画像、左からタナカビズリー、ハドソンオムニポテンシャル、
そしてハドソンビズリー(フラットトップ)です。

分解,交換したわけではないのですが、どうやらココは
そのままなんじゃ、ですね
(オムニの分解は細いセットスクリューとかを要し、
更にハンマー軸と干渉してる!とかヤヤコシイので
できれば分解したくない)。



オムニポテンシャルのグリップにある位置決め用の穴を
タナカビズリーに合わせるとこんな感じです。

オムニポテンシャルは真鍮?製の専用バックストラップが
特徴ですが、トリガーガードはビズリー用(組立調整で
ヤスリとかは入っているカモ?)と同じようなので、
それならタナカ製のもそのまま付くんじゃ、です。



と外から(グリップは外しましたが)見ただけ、ですが
参考になりましたでしょうか?
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)比べてみました