2012年09月12日

セキュリティシックスのマニュアル

アニメ「中二病でも恋がしたい!」は、10月からオンエア開始です。
さてきょうは紙ネタ?で、スターム・ルガーの取り扱い説明書を。



これは実物のマニュアルのようですが、なんとWAがモデルガンに
付けていたモノ!です。

あ、「ようです」というのは、当時の事情は知らず、またウチの個体は
中古で入手したとき、取説は無かった!ので、このマニュアルは後から
別に単体で入手したモノ、なのです!



でも、全部英語だし、どこから見ても実物用に見える、、、
WAとしては、「マニュアルに従ってメンテナンスできるし、比べても
違いは法律上必要な部分だけ、それだけ実物に近いんだ!」と
言いたかったのかも。

これだけ気合が入ったWAのスタームルガーシリーズですが、エアガン台頭期で
販売不振だったのか、最後の頃はかなりディスカウント、そしてWAはガスガン
一本になって、モデルガン制作を止めてしまいました。

皮肉なことに、そうなるとプレミアが付いて、今結構な人気があるような、、、
WAさん以外でも、そして現行のGP100シリーズでも、どこか作ってください!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 22:22Comments(0)昔はよかった、か?

2012年06月06日

ベビーナンブのセレイション形状

今日は再びセレイションの切り方編で、以前のアリサカライフルとは似ているけど
少し違う、ベビーナンブを。



いきなりですが、マルシン モデルガンのボルトハンドル後部セレイション部の
アップです。
円柱状部品の後部全体に溝が刻まれ、少しアールが付き、中央部が丸く
削り取られているところまでは同じですが、溝の始まり(一端は外周部なのは
同じ)は、中心ではなく、中央部に設けられた凹みから、となっています。



以前のタナカ 99式では、円弧状の溝は、溝を削る工具の刃先が、
円柱状部品の中心を通ります(上の図右側  この画像では中央部もそのまま、
凹み無しです)。

それに対しマルシン製ベビーナンブは、刃先が中心より外径に近いところ、
ちょうど削り取った中央部の凹みの端から始まっています。
(図の緑の線が刃物の軌跡を描いていますが、本数と角度は実物とは
異なっています。あくまで形がどうなるか、という参考にしてください。)

タナカ99式では中央部の凹みの意味があると思っていた(刃物が集中して通り、
細かい溝が綺麗に出来ないトコロを削り取った)のですが、マルシンベビーナンブ
では中央部はセレイションを刻んだ刃物が”通らない”所で、その凹みの真横に
細かい溝が形成されています。

実は実物の画像をネットで探してみたところ、一連の南部式でタナカ99式と同じ
セレイションが刻まれたモノ、マルシンベビーナンブとの中間(中心と凹みの中間
あたりを通る)のモノが見つかりました。

一部ですが、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~yon-yon/column/Nippon/Granpa/index.html
(maimai様のサイト)
http://members.shaw.ca/nambuworld2/papatge4043pix.htm
http://members.shaw.ca/tju/baby1363pix.htm
http://taka25ban.sakura.ne.jp/newpage200.htm
http://www.collectorebooks.com/gregg01/japarms/Lot-240.htm

ということで、マルシンと直接同じものは見つからなかったものの、ともかく
このあたりの加工は”かなりいいかげん”だったのカモ、というコトが想像つく
結果ですた。

特に同じ機種でも両方ある、という事は、何らかの要因で刃先の回転径,
偏心量が変わっていたようで、すると刃物を何かで掴んで回転させていた
(砥ぎやすく,替えやすい交換式の刃先の形)なんじゃ、、、



これは現代のモノですが、コレのもっと簡単なモノが想像されます。

更に、南部式の構造(カッタウェイ)図では、マルシンの形状のセレイションを
描いたモノがあり、構想ではマルシンの形式だったのかも、という想像も
成り立ちます。

いや、こういう謎は尽きる事が無いのですが、そういう想像を駆り立てるところも、
オールドモデル?のトイガンの楽しさ、かも!



あ、もちろん情報をお持ちの方、「もう少し楽しませて、いや、考えさせてやろう!」
とか無しで、教えていただければ、有難いです!
是非ひとつ宜しく!!!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(2)昔はよかった、か?

2012年04月15日

バレルの異形穴加工

きょうは加工技術を考えるシリーズ第2回目?で、
バレルの異形穴加工について、です。



19世紀のコルトパーカッションリボルバーは、バレルとシリンダー軸を
ウエッジ(楔)で固定しています。


画像はHWSのM1860ショートのバレルで、ウェッジ(左のパーツ)を
抜いたところです。

この角穴は、まず丸穴、もしくは長円(両端がアール状)の穴を開けて、角は
直線運動する刃物、スロッターなどで切ったんじゃないか、と思います。

スロッターは現在でも使われていて、モータの回り止めキー溝なんかをコレで
掘っています。

時代は下って、20世紀半ば、コルトは最高級リボルバー、パイソンを発売しますが、
このバレルには、角穴のクーリングホールが開けられています。



こちらは穴の前後がアール状に堀り込まれており、どうやら回転する円盤状の刃先
を持つ刃物を左右から当てて、角穴を開けたような形、です。

効果に疑問があった、という面もありますが、やはり手がかかり過ぎる、という事
なのか、コルト以外でこのクーリングホール加工をコピーするところはしばらく
出て来ず、またロウ付けなどで溝を掘ったリブを乗せる、という手法はありましたが、
角穴加工はずっと後になってコルス,トーラスがようやくコピーし始めたんじゃ、
とか思います。

さて、パイソン登場から10年ほど後(1965年)、当時普及しだしたある加工法を
使ってハンドガン,ライフルなどのバレルを加工するラリー・ケリーという
カスタマーが登場します。

そう、その加工はマグナポートという商標で有名になったもの!
マズル付近の側面にガス抜きの穴を開け、噴き出すガスの反作用で反動を
低減する、というカスタムです。



加工法は形彫り放電加工と呼ばれ、削りたい形に成形したグラファイトなどの型を
オイルに漬けたワーク(加工物)に近づけ、電気を流して両者の間に放電、
このアークで型の形に掘っていく、というもの。
(上の画像 左のパーツは、放電加工用の型を模して作ってみたダミーです。
バレルはタナカ M29ですが、この加工はフライスで削っています。)

電気スイッチの接点がON-OFFを繰り返すと減っていきますが、ここからヒントを
得たんだとか。

1946年にソ連で研究され、日本でも1953年には加工機が製品化、1965~73年
頃には、複雑な形状の底付き穴加工が出来ることで金型製作などで大活躍した
加工法です。

形彫り放電加工は、バレルなど鋼で硬く(といっても、割れると困るのでそう
硬度は高くないハズ)、形状的に貫通させられない、また大きな力や高熱
(が全体に、の場合)で歪むのが困るものには丁度良い加工法で、もしかすると
フレームからバレルを外さずに加工しているのかも、とか思います。

思えばウェッジ自体を角を丸めた形にしたほうが、応力が角に集中してヒビが入る、
といった事態が起こらないし、パイソンも貫通穴にせず、S&Wのようにリブに溝を
掘るだけでも良かったかもしれません。

マグナポートの台形?も、普通の長円形とどれだけ効果に違いがあるのか、
とも思いますが、やっぱりインパクトはコノ形状ですよね。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(4)昔はよかった、か?

2012年03月24日

検証!アリサカライフルのボルトエンド加工法

今回は加工法を考える、という企画で、旧日本軍小銃のボルトエンド(の安全子)
についてです。



実は、ちょっと前、モデル工房S様のブログ「小心者モデラーのつぶやき」で、
STIのセイバーツゥースセレーションを加工されており、そのときてるぱ大臣様が
三八式のボルトエンドの加工法についての疑問をコメントされていました。

そこでうちにあるタナカ製の九九式ガスガンを参考に、ワタクシなりに
このセレーションの加工法を検討してみました。

まず、刃物は円周状に刃を配置するか、円弧状に回転するモノを用意し、
インデックス(回転角割り出し装置)でワークを掴み、円弧を一つ刻んでは
刃物を上げて逃がし、ワークを少し回転させてまた円弧を刻む、という方法で
加工すればよさそうです。

しかし、円周状に加工する刃物がホルソーしか手元に無かったため、
コレを使って樹脂の棒で実験!
(刃物先が尖っていないので、大径のワークを用意してみました)。

一つめの溝加工のイメージ(矢印のようにホルソーを上下させ溝彫り)


そのあと(青い線が一つ目の溝として)赤い矢印のようにワークを回転、
またホルソーを下げ(青い矢印)、2つめの溝を加工


ワークより少し大径のホルソーで、刃先がワークの中心に来るようオフセット
(芯をずらす)して、20度ずつワークを回転させ加工したのが下の画像のものです。
ちょっと粗いですが、同様の溝の軌跡になったように思いませんか(ダメ?)。


アリサカのボルトエンド中央部は凹んでいますが、ここは刃物が集中的に
通るので、綺麗に仕上がりそうにないため、あらかじめ外形を削り出すときに
逃がしとして削り取っておいたのでは?

またボルトエンドは全体にアールが付いていますが、これもインデックスを
少し傾けてベースに固定すればいけそうです。

このアールは、セレーションが外側にいくにつれ間隔が開くのに対応する
(外周側をより深く刻む)ためにつけられているようです。

刃物の回転、上下(Z軸)と、ワークの回転(Θ軸)、ワーク固定軸の傾き
(これはベースに角度をつけて固定)ができる装置、まあボール盤か
フライスにインデックス(もしくは専用治具)を付ければ、ここまでの要件は
満たします。

ちなみに刃物の回転以外は、全て手動で加工しました。
当時の機械でも、そして一軸ずつ目盛を指示通りに追えば、
たぶん熟練の技を駆使しなくても可能なんじゃないかと。

この模様、日本独自だとするとガラス切子の影響(潜在的にどこかで
見ていて、思いつく、というのも含めて)かも知れませんね。

てるぱ大臣様(ココを見て頂いているかわかりませんが)、
いかがでしょうか?  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(8)昔はよかった、か?

2011年10月15日

タカトクSSオートマグ

えー、いきなりですが、たまたま見つけました。
タカトクでは、過去に(もうン十年前に入手していた)SS9000,
SS5000をご紹介しましたが、オートマグは家探ししても出て来ず、
でご紹介できないまま、でした。



しか~し、今回箱付き、取説付き、そしてカートも弾も揃い、更に
本体のマガジンなんかも錆一つ無く、かつ大きな傷どころかスリ傷
さえナカナカ見つからない、という程度極上、30年タイムスリップ
グリコのような?コンディションのものが、更に更にジャンク品価格!!!
というアリエナイ展開で、無事入手に成功しました。

世間では幕張ホビーショーで盛り上がっているモナカ(最中?)、
いや~大阪って奥深い(という感想でイイノカ?)。



ま、購入時ボルトのネジが緩んでて、それでガタがきたように
思われていたようですが、これは締め直しだけでシッカリ直りました。

ということで、人生2丁目(もちろん新宿でなくて)、約30年ぶりの
SSオートマグ、です。

メカはカートにツヅミ弾を詰め、マガジンに入れてボルトを
押しこむと、そこでロックされ、トリガーを引くと発射、ボルトが
バネで後退、というプッシュコッキングの疑似ブローバックです。

でも当時エアガンのブローバックなんて無かった!のと、先行した
SS9000が今でも生き残るほどの大ヒット商品だったこともあり、
カートが共用できるこのSSオートマグも流行りました。


SS9000(後方)と。
マガジンは、SS9000がステアーのようなロータリーマガジン、
SSオートマグは箱型です。

しかし、今見ると笑ってしまうくらい大きいですね。
取説には、ロングバレルのモデルが実在することなどが書かれて
いますが、もうほとんど言い訳のような、、、


ボルトを押しこんで、MGCのオートマグと比較するとこんなカンジ。


マルイの造モ(中央)、トミーのレーザーマグ(下)とも。

昔スーパーカーと言われたマシンが今見てもけっこう未来的なのと
同じく、オートマグのカタチはまだSF映画に出てもおかしくない
カモ。

オモチャとしても、新しいメカを登載した新しい商品のカタチとして
ソウイウ存在はうってつけ、だったのかも知れませんね。

このあと、ウィルディやグリズリーなどはありましたが、
"スター"格のハイパワーガンといえば、デザートイーグルまでは
無かったような、、、

SSオートマグ、現在では、精度も含めて通用するようなモノでは,,,
とは思いますが、ま、”のすたるジイ”ということで。

でも、これとマルシンのガスBLKガンと交換してくれるというなら、
迷いは無いな(何ならレーザーマグも付けますよっ、と!)。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(4)昔はよかった、か?

2011年09月07日

オートマグ レーザーVSモデルガン?

きょうは元町愛様からリクエストを頂いた、トミー レーザーマグ44とモデルガン
オートマグとの比較編を。



登場願ったのは、マルイの造るモデルガン(下の画像 左)と、MGCのABS製
(後期のプラボルト版 下の画像 右)です。

全長は、MGCが最も短く、意外やトミーはマルイと同じくらい長いです。



MGCは実物より細めでカッコ良くしたような?印象ですが、個人的には
嫌いではありません。



対してマルイは、リアルなのか比較すると意外にゴツいのですが、
これもまたパワフルで良い感じ。



トミー製は、機構の制約でしょうか、若干グリップ部が前方に寄り、
またグリップが細いのですが、コレはリアルさより、子供も含めて握り易い
サイズに、という配慮では?

レーザーマグ44は’78の発売、一方MGCのモデルガンは’76だったようです。
翌年にはコクサイから金属版も発売、マルシンは’80から、マルイはこの後
(’83?)ではなかったかと。

もちろん後発の方がより資料も多く分析も進み、また要求も”よりリアルに”と
なりますが、トミーも再現度を上げていれば、コアなファンを獲得できたのカモ。

グリップを黒にするだけでも印象が変わりそうですが、でも”オモチャメーカー”
のトミーとしては、あんまりリアルだとイワレナキ中傷!で販売に支障が出るのも
困るだろうし。

やっぱり特撮モノの架空銃なんかで出すのが無難だったのかしらん?  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(2)昔はよかった、か?

2011年08月24日

レーザーマグ44

きょうは、これは昔ネタ復活しかないでしょう!の
トミーのレーザーマグ44を。



コレは、中古のプラモやフィギュアを扱う、ときどき訪れるショップに
チョット前から並んでいたモノですが、なかなか売れない様子で、ワタクシも
気になってはいたのですが、ン十年まえの電気製品なんてイマサラ感は確かに
(しかも強烈に)感じます。

しかしやはり食わず嫌いは良くない(って理由でいいのか)と、さいきんになって
意を決して、レジまで持っていったところ、店員さん曰く「箱は開封できないし、
動作は未確認で保証できませんよ」。

「え?」
約3秒間、固まってしまいました。

電池入れれば直ぐ動作が確認できるだろうし、サテこれはジャンクだと値が
付かないから、いわば『当たりクジ付き不動(不要?)品』なのでは?
とか思ってしまったんですね。

店員さんも、一応言わなければならなかったものの、これでせっかく売れる
チャンスを逃してしまっていけない!と思ったのか、沈黙を破って
「、、、半額にしますよ」とたたみかけてきました。

しかし!、そうするとますます『当たり』期待値が下がるワケで、「それなら
開けてみますか?」とかの返答を期待していたワタクシ、
更に「う~ん」と考えてしまいました。

しかし、もう半額ならちょっと食事を豪華にした(ファーストフードをファミリー
レストラン程度)と思えば、の額ですし、もし壊れているとしても、
そこは昭和の電気製品、接触不良くらいなら修理できるかも、
と、今度は『大穴』の可能性に賭ける気持ちも高まってきます。

と、このような沈黙3秒ずつのやりとりと葛藤の後、
例え完動してもサマージャンボなんかとは比較にならない小さな『当たり』
ということには気づかないママ、不安と期待が自宅に帰るまで持続するコレ、
購入に至ったのでした。



電池はマガジン内に収納されますが、マガジンキャッチは通常とは逆側に!
どうして?と思いながらも、とりあえず、はやるココロを抑えて装填!



本体左側面のスイッチを入れると、LEDが付いた!
トリガーを引くと、発射音と共に銃口から光が!
おお!ちゃんと動いてる。

マズルの光を、ターゲットで反射させて、銃身下のセンサーで受けると
カウントされ、10発中何発はずれたか、音で知らせてくれます。

発射音は3種類切替えられ、「ピヨヨヨヨ~ン」というようなSFチック?な音から、
派手なTVドラマ風まで、サンプリングされた音かも。

コッキングピース部分の凹凸をスピーカの穴を開けるスリットに利用しています。



しかし、このPC基板?、ハンダ面で、ICが載ってるかわからないじゃん!
いや、何が載っているかわかると真似されたりするのでマズイのかも、ですが、
それならこの意味無い画像は無くても、、、

的までの距離は2~3mが推奨(いちおう届くようです)で、サイトが固定で
中心に合わせてもヒットにならない、などちょっと不満はありますが、
けっこう楽しいです。

いわば非接触の光センサーですが、1978年に作られたということから考えると、
当時はこれでも立派なハイテクおもちゃだったのかも知れません。

しかしこのあとTVゲームの流行で、こんなシンプルなターゲット(ぶら下げる、
というワザも書かれていましたが)しか使えない製品は売れなかったのしょうか。

今では更にケータイで出来るゲームが流行しているので、復活の可能性はない
でしょうが、そういえばムカシ実物にも、練習用にバレルに装着して光を発する
キットがあったような、です。



ファストドロウの練習なら、安全に楽しめるのでいいかも。
いや~『当たり』で良かった(我ながらオメデタい奴)。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(10)昔はよかった、か?

2009年02月24日

タナカ+MGC ガスBLK

「昔はよかった、か?」第19弾!
(いや、良く続きました。)
今回は、ちょっと前の方式のガスBLKガンなんかを。

MGCはグロックG17で本格的なガスBLKを開発し、
ガスBLKを普及させたリードメーカーだったのですが、
やはり成功体験ゆえ、なのか、同じ方式でP7,ハイキャパと続けました。
いっぽう、同じくモデルガンメーカーだったタナカも、
ガスBLKに挑戦しますが、MGC同様の固定バレル,チャンバー閉鎖?型としました。

左からMGCハイキャパ2種、タナカM4505、タナカ コルト380ガバメントです。


スライドが後退すると、チャンバー部分にあるシリンダーが見えます。

WA マグナのアウターバレルがショートリコイルしチャンバーが開く、
といったリアルなものと比較されて競争力を失ったように思っていたのですが、
もしかするとそれより燃費や命中精度,といった、実用的な?性能のほうが
ネックになっていたのかも。

その後、380ガバはリメイクされ現在も作られていますが、
M4505やキャスピアンのハイキャパは出てきません。
無くなってしまえば欲しくなる、なのかも知れませんが、
是非ひとつ新たな技術で復活させて欲しいものです。

さて、おかげさまで情報なども頂きながら進めてきたこのシリーズですが、
今回で一応(いつも言ってますがネタが集まれば復活予定、です)終了、
とさせていただきます。
皆様ありがとうございました。
次回からは、レール(レイル)付きのガンを集めて(というか勝手に集まっていて!)
ご紹介していこうか、などど思っております。
またそちらのほうも宜しくお願いします。
では。
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月23日

マルシン ブローニングハイパワー

「昔はよかった、か?」第18弾!
今回は、マルシンのブローニング・ハイパワーを。

‘80年(発表は’79)にP38非ショートリコイル型の直後
(ほぼ同時、で広告も2つが載ってます)に登場したマルシンのプラスチック製
モデルガンの始祖のひとつであり、素材を変えるなどして今も製造,販売が
続けられている貴重な生き残り、ロングセラーです。

MGCのM59と同じく複列弾倉を持ち、13+1発の装弾数を誇ります。
PFCの採用で連射性に優れ、また機構は少し違いますが
マガジンセフティ機能も備えています。
当初はサイドファイア、ショートリコイル無しだったのですが、改修されたのでしょうか?
素材もHWになっているようです。

左から、タナカコマーシャルモデル(ガスBLK)、マルシンカナディアン、
マルイターゲットモデル(エアコッキング)です。
(トップのカットにはタナカのMkⅢも使っています。)


ハイパワーは、特にたくさんのバリエーションモデルが作られ、
この通称カナディアンモデルのほか、タンジェントサイト付きのミリタリー、
コマーシャル、スパーハンマーを持った戦後型などがありました。
更にターゲットモデルやピンダット,セントルイス,中華民国刻印モデルなどの
10種類ほどが限定で出て、そのあともカスタムがあったように思います。
ハイパワー自体が既に最新、ではない銃ですが、
改良型のMkⅢなどは実銃でも根強いユーザーがいて、
ガスガンではJACが、そしてそのあとタナカが作り、
これらもバリエーション展開しています。

カナディアンモデルの特徴的なリアサイト。
これはミリタリーのタンジェントサイト付きを作る工程から、
固定サイト化を図ったために生まれた形では?とか思っているのですが。


もちろん、この長寿モデルガンも改良,発展していって欲しいのですが、
最近モデルガンの新製品(ガスガンから発展)を次々出してくれている、
タナカさんが出してくれないかなぁ。
ガスBLKでは、コマーシャル,ミリタリー,MkⅢに加え最近カナディアンも
作っているので、期待してしまいます。
という事で、本当の「良かった」はきっと未来に、、、あって欲しいですね。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月22日

M92SB+M92FS+M96

「昔はよかった、か?」第17弾!
今回は、ベレッタM92系モデルガンを。


マルシンの関係先、はレプリカやACGなどがあり、また製造元として、
いっとき独自ブランドの鈴木製作所がありました。
スズキはコルトコンバットコマンダーや、スタームルガーのブラックホーク、
ワルサーPPなども作っていたようです。
(いつもあいまいなのですが、この時期トイガン関係から離れていたため、
一層いいかげんに拍車がかかっています!)
そんな当時新進気鋭のスズキが、まだ米国制式を獲ていなかったベレッタM92を、
高い再現性でモデルアップしたのがM92SBです。
しかし、スズキは短期間で廃業し、型はマルシン系列?のACGに
受け継がれ、その後ACGブランドで売られた後、マルシンに引き継がれて
FSに進化し、現在に至るM92系ラインナップになったようです。
当初SBはABSモデルだけだったようですが、ACGではABSとメタルフィニッシュ
のものが売られていました。
今回紹介しているモデルはスズキの刻印でメタルフィニッシュなので、
もしかするとスズキでもメタルフィニッシュをやっていたかもしれません。
(もちろんACGでスズキ刻印のモデルを売っていた可能性もあります。)

左から、マルシン M92FS(ABS)、スズキ M92SB (メタルフィニッシュ)、
MGC M96(HW)です。


M92FSは人気機種となり、現在もいくつものメーカーがトイガンを手がけますが、
モデルガンとしては、マルシンの他はMGCくらいだったのでは?
MGCでは更にバリエーションとして、40S&WのM96を出していました。
これは米国の規制に合わせて?10発装填マガジンが装備されています。

スズキM92SBとM96のマズルの比較。
横のカートは、9mmと40S&Wのダミーカートです。


モデルガンの衰退,商標問題などもあり、新たにベレッタのモデルガンが
開発される可能性は低いですが、最近新作モデルガンも作られるように
なってきているので、まだ希望は捨てたくないですね。
頑張れ、モデルガン!!!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:05Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月22日

スーパーリアルヘビーウエイト

「昔は良かった、か?」第16弾!
今回のテーマは、金属粉入りの樹脂です。

MGCは、金属(ステンレスだったらしいのですが)粉を混ぜて
重く,磁石が吸いつく特性を持たせたヘビーウエイト樹脂、
SRHWを使ったモデルガンを開発、販売したことがあります。
しかしこれは、「紛らわしい」という当局の指導があったのか?
短期間で製造中止となってしまいます。

その後しばらくしてから、今度はコクサイから金属粉入りHW樹脂の
モデルガンが登場します。
これはABSより強度が低く、金属は混入物で、形を保っているのは樹脂
だということが理解されたのか、生産は去年まで続きました。
コクサイの樹脂も、素材の変更があったのか、当初ブルーイングは
困難だったものが、染まるようになって、メーカーでも染めて
(とっても薄いですけど)出されるようになりました。

左から、コクサイM29,M19,MGCローマン,コクサイM10です。

これらの表面はいずれも使い古した鉄の風合い、といった感じで、
ピカピカの新品でも、オールドな味わい?です。
M19は旧カートで、これは染まらない樹脂かも知れませんが、
隣のM29と、色合いは変わりません!
MGCローマン4インチは、以前紹介したかも知れませんが、
4インチを探していたときに、グリップが黒く塗られ、コクサイ製と間違われて
いたモノを安価に入手できた掘り出しもので、そうでないと高騰している
SRHWがうちに来ることはありませんでした。

ABSの時代の紫色グリップで。
ハンマー,トリガーもケースハードウィンで、非常に手のかかったモデルです。


昨年までこのシリーズを続けていたコクサイですが、原料の供給が
受けられなくなった為、生産は今後ABSになり、今店頭にあるものをもって、
金属粉入りは終了のようです。
しかし、ABS素材も艶の良いものを開発しているようなので、
”よりリアルな”モデルガンの登場に、期待したいところです。

  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 00:00Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月20日

タニオ・コバ USPロングマガジン

「昔はよかった、か?」第15弾!
今回は、タニオ・コバのUSP用ロングマガジンを。
(画像も縦長にしてみましたが、それでも切れてる!)

これは見て頂いたらわかる通りの商品です(おいおい!)。

同じころ売り出されていたフルオート化キットに対応した多弾数60発!
の装弾数を持ち、ノーマル流用の樹脂製本体上部に
巨大な金属製の下部をどーんと!!!
くっつけた超ヘビー級のマガジンです。
マガジン前後のガタをとる為にゴム板が前面に貼られているのですが、
こういう対策が必要なんですね。

予備のパッキン,フォロアーが2つずつ付いてきていましたが、
この長いBB弾チャージャー、もう電動ガンですよね。

余りに大きくてUSPが縦長になるだけでなく、
グリップの下に重心がくる、特異なバランスを経験することができます。
しかし、久しぶり(10年以上ぶり)に見てみると、
これってまるでガスボンベを銃にくっつけた形では?  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月19日

やまもと ロディーラバーグリップ

「昔はよかった、か?」第14弾!
今回は、再びラバーグリップを。

パックマイヤーのラバーグリップが国内に入ったころは、
今よりずっと高価で、またモデルガンも
実物グリップが取り付けられる形状になっておらず、
なかなか付けたいけれども付けられない、という状況だったように思います。

そこでモデルガンを販売していた「やまもと」(現在も営業中)が、
モデルガンに合うコピーグリップを計画,RODYブランドで販売をはじめました。
(ここらへんの事情を知ってる訳ではなく、ヤマモト広告に商品があり、
そこから買った経験から、こういうことではないかと、で書いてます、
悪しからず。)
MGCのM29,パイソン,M59用などが作られていたように思うのですが、
パテント抵触が問題になったのか、それとも実物の価格が下がったからか?
またコクサイなどは本物をM29カスタムに付けていたりしたので、
いつの間にか消えていたような?

クラシックなプレゼンテーションタイプ3種。
上が最近の本物、下の左はコクサイM29サターンのもので、
これはオールドの本物ではないか?と思っているもの、
そしてやまもとのロディーです。

チェッカーの細かさ、ラインの真っ直ぐさ、などはやはり本物には敵わず、
またゴムの質も、柔らかい感じで少し違います。
でも、このMGC M29には、もう30年くらい(つまりロディー登場後すぐから!)
装着しています。
そして、MGC亡き今、オリジナルのグリップも入手できない(元のは割れました)
ので、もう外せない存在  orz。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月17日

CMC M36+ハンマーシュラウドグリップ

「昔はよかった、か?」第13弾!
(しかし何故このカテゴリで15もの数がカウントされているのか、謎です。)
今回は、CMCのM36とハンマーシュラウドグリップなんかを。


CMCは六人部さんの六研ともつながりが深いメーカーで、
ABSモデルでも六研のSAAを売っていましたが、
このモデルは金型が売却され、結局WAが作ってコクサイが売る、
という構図になったようです。
ABSのSAAは六研-CMCでも2代目が作られ、CMCはこれだけが
当時唯一のABSモデル、という時期があったように思います。

そして、CMCのABS第2弾は、このM36チーフスペシャルだったような?
Gun誌’81 4月号(下の画像)では試作品の写真がホットニュースの欄を飾っています。

HWS(左)と、CMC(右)のM36-3インチ。


CMCはこのM36に合わせて、ホルスターで有名なビアンキがデザインし、
パックマイヤーが作ったライトニング・グリップを再現したラバーグリップを作ります。
これは商標問題も考えられたのか、ロゴマークをオリジナル(CMCマーク)なものにして、
名称もハンマーシュラウドグリップとして販売されました。

トップカットの記事は、実物のライトニング・グリップの紹介記事
(Gun誌'80 12月号)ですが、このとき名前が無かった(もしくはわからなかった)のか、
何とハンマーシュラウド付きラバーグリップ、と紹介されています。
ここからCMCは名前を採ったのか、それとも、、、?
実物も真っ黒というより、ちょっとエビ茶がかった色にも見えるので、
モデルガン用はそれを再現しているのでは。

コンシールド用なので、本来なら2インチ、でしょうが、
結構大きなグリップなのと、手持ちではCMCは3インチしか無い!ので
3インチにつけています。
モデルガンでは、CMCのロゴがフレームに入っています。
(HWSではS&Wになっています。 下のカットではグリップを入れ替えて撮影)


CMCのM36は、その後HWSに金型が引き継がれて生産されました。
HW樹脂製も有りましたが、現在生産は止まっているようです。
また、このグリップ共々、作って欲しいところですが、
もしかすると、このグリップの金型は、既に無いのかも!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月16日

コクサイ M19&M10ガスガン

昔はよかったと言い出すのは、不安と優位の心理から、だとか。
しかし人間の心理とは無関係に、時間はあなたとあなたの愛銃のお肌を
確実に蝕んでゆくのです(うちだけでしょうか?)。
「昔はよかった、か?」第12弾!
今回はコクサイのカート式ガスリボルバー、M19とM10の惨状を。


これらも軽く10年は超えているモノですが、
最近入手,紹介したスピードコンプも含め、現在3丁ほどが手元にあります。


しかし、M19とM10-3インチは、シリンダーの同じところにひびが走っています!
カートが見えるので、外周ぐるっと割れてしまった
(内側があるので前後は外れません)ようです。

この内側に段差がある、とかではないし、ガスの冷えによるものだと、
多くのガスリボルバーがそうであるように、サイドプレートなどの樹脂製
ガスルート部分が破損するはず。
コクサイのモデルガンでは、’70年代のブラックホークや、
'80年代のデビル,サターンでフレームの割れが聞かれますが、
うちのものはどれも大丈夫、この割れ方からして、
裂けた方向に開こうとする力がかかっていた(ストレスクラック)のではないかと
思いますが、一つの原因だけでは無いかもしれません。
あ、スチロール樹脂の’70~’80年代コクサイグリップが粉々に、というのは
けっこうあります(汗!)
応力にせよ、薬品,紫外線にせよ、
割れが時間経過によって発生,進行したものなら、
時の流れは残酷!ということで。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月15日

タカトク SS5000

「昔はよかった、か?」第11弾!
今回は、前回に引き続きタカトク ツヅミ弾シリーズで、
廉価版のSS5000を。

ツヅミ弾仕様エアガンはタカトクSSシリーズ以前にもBSウィンチェスター,
BSブラッキーとか、いろいろあったと思いますが、
連発式(カートが排出されますが)で、かつ実射性能が高かったため
SS9000(SS900だとドカですね、って関係ないか?)
が爆発的人気を呼んだのではないかと。

このシリーズはレバーアクションのSS7000,
カービン風のSS5000そして少し後にオートマグと
4種モデルアップされていました。
SS9000とオートマグ、S7000とSS5000では、カートリッジを共用として
普及を図っていました。

さて、今回はSS5000です。
これはボックスタイプのマガジンに木製風のストックで、
イメージ的にはM1カービンあたりのスタイルです。

SS9000(後ろ)と。


このシリーズは番号がそのまま定価になっており、SS5000は¥5,000-でした。
カートはSS9000の半分くらいの長さで、リムが張り出した、
リムド形式(カート紛失中!のため画像無しで失礼)のものを使います。
これも5連発ですが、ロングマガジンがあったような気も、、、


このSS5000では、ストックの分解が更に簡単になっており、
ロックレバーを指で引くだけで2つに分かれます。


これにもスコープをつけていたように思いますが、サイトは外れないのと、
オープンタイプで低いのでそのまま使っていました。
このサイト、ちょっとごちゃごちゃしてますが、
工具なしで上下左右をクリック調整できる立派なものです。


ちなみに私が初めて購入したエアーライフルは、このSS5000だったりします。
しかし、左右(上下も)分割の型で成形されたツヅミ弾の精度は低く、
BB弾が高精度のものを作るに従ってそちらに主流が写ったようです。
ツヅミ弾の精度向上のため、弾のスカート部に彫刻刀で斜めにミゾを彫り、
スラッグ弾よろしく弾を回転させよう、という試みが雑誌で紹介されたりしていて、
挑戦してみたものの余計に弾道が乱れた、という思い出があります。

BB弾も初期にはパーティングラインがある、というより型がずれている、
といったような質の悪いものでしたが、ベアリングの鋼球よろしく表面研磨を
するようになったのか、精度は急激に良くなっていったように思います。
そして、フルオートで大量に消費するようになると、
カート式だと回収が面倒、そしてマガジン給弾方法の不利さ、装弾数の限界、
更にコスト削減の限界もあったのか、それまで一般的だったツヅミ弾は
姿を消し、エアガンといえばBB弾、という状況になりました。

現在も、SS9000の末裔は生き残っており、SⅡSからTSXだったかの名で
売られているようです。
BB弾スナイパーライフルとしてその後一世を風靡したAPS2も、
現在VSRに押されているような?
栄枯盛衰は、今も激しい!!!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 19:19Comments(4)昔はよかった、か?

2009年02月14日

タカトク SS9000

「昔はよかった、か」第10弾!
今回も、一時期一世を風靡した、タカトクのSS9000を。


まだ電動ガンもサバイバルゲームという概念も無かった当時、
実銃のエアーライフル用金属弾を参考にして作られた
7mmツヅミ弾を使った手動連発式のボルトアクションライフルです。

スコープ取り付けの為サイトを外しています。

SS9000は、5連発のロータリーマガジンを装備し、
弾はプラ製のカートリッジに入れてから装填、
撃ち終えたら毎回、カートも排莢する5連発です。

タナカのM700テイクダウンとSS9000(手前)。

形はモデルとなる銃が無かったようで、全くのオリジナルだと思います。
今から見るとこの細いバレル、素っ気の無いボルトハンドルやストックなど、
売れる要素は無さそうですが、当時、カートリッジ式で
そこそこ飛んで当たる(更にカスタムすれば良くなる?)ライフルなんて、
他には無かったのですから流行りました。
アウターバレルを別部品で被せるなんて、考えてなかったんですね。


SS9000はドライバー一本で分解できる、簡単な構造のものでしたが、
通常の分解は更に簡単で、ストックは手締めのボルトで結合、
ボルトもロックを引き下げれば分解でき、分解しての運搬や、
メンテで威力を発揮しました。


1976 マツシロとありますが、最初マツシロ製造でタカトクが販売、
その後タカトクの撤退によりマツシロが販売、
更にUNIXに、それからマルコシにと移ったのですが、現在も改良されて
このベースが使われているとか!
33年通用するって、ちょっとスゴイ!  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:30Comments(5)昔はよかった、か?

2009年02月13日

MGC グロックG19

「昔はよかった、か?」第9弾!
今回はMGCの大ヒット作となったグロックから、G19を。

‘91年、MGCは本格的なガスBLK方式のグロックG17を発売、
これがグロックのトイガンとしては初だった
(?少なくともガスBLKではそうかも)こともあり
驚異的に売れたようです。
実物は米国などで驚異的にシェアを伸ばし、短期間でトップブランドに
なりましたが、G17という基本形をベースに色々なサイズ,
口径のバリエーションを揃え、多様なニーズに応えたのも成功の
一要素だったのではないかと思います。
そんなグロックのバリエーション展開を、MGCでも取り入れ、
作られたのがこのG19です。

前後,上下サイズが少しG17より小さく、携帯性を重視したこれは、
私服の捜査官などに最適では?
MGCでは、サイズだけでなくABSスライドのG17に対し、
HWスライドを採用しています。
本格的なBLKで人気を集めたMGCグロックですが、
精度,メカの再現性などの点で後発の猛追を受け、
MGC自体の廃業などもあり、残念ながら消えてしまいました。
現在、G17はKSCとマルイがガスBLKを、タナカがモデルガンを
作ってくれていますが、G19はKSCのみ、それも3rdフレームで、
コレクションとしては2ndフレームのこれは手放せないモデルです。
これも、タナカさんでモデルガン化してくれないかなぁ。
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月12日

キャップ火薬

「昔はよかった、か?」第8弾!
今回はキャップ火薬について、です。
あらかじめ、ですが、今回無駄に?長文となってしまいました。失礼!

モデルガン用の火薬は以前、赤く染められ、いくつも粒状の火薬が
並んで載せられた紙シートの平玉(ヒラダマ?)と呼ばれるものでした。
BLKモデルなんかだと、まずカミソリを用意し、火薬粒の下に刃を入れ、
そっと削いで台紙から一発ずつ慎重に火薬を剥がします。
これを数発カートの底に入れ、一枚は内径に沿ったサイズに切り取った
台紙付きのものをフタにして押さえます。
これでも火薬が外れる恐れがあるので、上からロウを垂らし固める、といった
(誰だ!はーん◎◎プレイですねとか云うのは!)コトも行われていました。
火薬を剥がす、という手間がかかるぶん、
パーカッションリボルバー以上の作業だったかもしれません。
しかも大変なことに、衝撃で発火する火薬、更に火のついたろうそくも使用と、
たいへん危険な作業工程で、よく発火,爆発の事故が!!!
(でもこの作業が成功した場合も爆発するんですけどね)ありました。
しかも、当時の発火方式,BLK方式は不確実でジャムり易く、
7発完全動作すると拍手喝さいが巻き起こるという、
つまり得るモノも少ない3Kな作業だった訳です。
おまけに火薬の汚れは酷く、ラスト・キラーなんてスプレーもありましたが、
カートもメカもせっせと磨き込む必要がありました。

MGCではプラ・カートの開発を行ったり、BLKの普及に努めていましたが、
やはり火薬の不便さを解消しよう、ということでMGキャップなる商品を開発します。
これはポリキャップにあらかじめ火薬が仕込まれており、
ユーザーはこのキャップを一個ちぎってカートに押し込めばOK、
という画期的なものでした。
おまけに火薬の保持は糊のようなものが使われ、
従来の紙カスが残る、というものとは異なり、トラブル,メンテナンスの点でも楽、
しかもこの糊は水溶性で、発火後流水で洗えは落ちる、というスグレモノ、
カートは繰り返し使用が前提ですが、実銃のハンドロードより簡単になりました。

MGキャップは直径7mmと5mmそしてBLK用とスタンダード(リボルバー)用が
作られます。
この優れたMGキャップで市場を独占されては、ということか、
マルシンはPFC用として、まず火薬の入っていないキャップを、
それから火薬入りのプラグファイアーキャップ7mm(後に5mmも)を作ります。
コクサイも(時期はどっちが早かったか失念してますが)5mmキャップ火薬を作り、
更に「作るモデルガン」で業界に参入したマルイもキャップを作り、
いっときは4社のキャップ火薬が売られていました。
上の画像だと一番上、下の画像では一番右が、マルイのマグナムキャップです。


コクサイのものは砂状の保持材が使われており、撃発すると、
これで削られていく、という感じでした。
もしかすると、わざと研磨粒を入れてセルフクリーニングを、とか考えたのでは、
とも思いますが、モデルガン本体の磨耗が早まるのでちょっと問題です(汗)!

さて、モデルガン冬の時代が長く続いたあと、
MGキャップとプラグファイアーキャップはまだ入手できるようですが、
MGCなき今、供給は大丈夫なのでしょうか?  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:21Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月11日

ハドソン AK47

昔は蒼かった赤い猫、違う!「昔はよかった、か?」
第7弾は、ハドソンのモデルガン AK47アサルトライフルを。

これまたGun誌に掲載された、ハドソンの広告によると、
'80 5月号にアイソメ組図が載り、翌月にはその図の横に
「新発売!」の文字が!
いくら何でも実物写真ひとつ無いのに新発売とは恐れ入りますが、
今回登場させたモデルには1980 6の刻印があり、
その頃に金型が出来たか、これを作ったか?ではないかと。

その後12月号になってモデルガンの写真が入り、
この号ではMGダイジェストでも取り上げられています。
すると、これ、秋には発売されていたのではないでしょうか。

今回のモデルガンはこの写真のものとは付属しているスリングが異なり
(この画像では広告写真のほうが見切れてますが)、
少し後の製品かも知れません。
しかし、カートはオープンタイプ(画像いちばん左)で、改良前の製品です。


マルシンM16A1と機関部の比較。
ハンマーに突起が2つあり、セミオートではハンマー頭の後部にある
突起がひっかかり、トリガーを戻すとこれが外れて
もう一つの突起がシアにかかります。
でも、このバージョン、フルオートではハンマーがボルト前進に沿って戻る!
M16のような、フルオートシアが後に組み込まれるまで、
カート形式と相まって、作動は好調、とはいかなかったようです。


しかし、ハドソンは改良型AK47も生産を終了したようです。
少し前に剰余部品を組立てて少数販売したようですが、
昔はよかった、にならないためにも、
できればこの火を消して欲しくないですね。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:59Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月10日

ダミーカート

「昔はよかった、か?」
第6弾は、ダミーカートということで
(いうことって、いうことって、何だ!そのいいかげんな態度は!
、、、いや、そんな感じのブログなんです)。

あの9・11事件から?それとも今まで実害は無いし大目にみていたのを
止めたのか?検査技術が向上(もしくはその逆)したのか?
ともかく輸入(輸出)が厳しくなり、特に拳銃弾(のダミー)では、
マイナーなものはもう入手できなくなったような、、、
以前は、画像中央のようにキーホルダーにしたものが、
米国の土産物屋で日本人向けに売れらていたくらいなのに
(はい、それを買ったオノボリ観光客ですorz)!
これらは実物の撃ちガラ、とそれから作ったダミーですが、
マルベリーフィールドがモデルガン用に作っているダミーカートも、
原材料の高騰から今出ているだけで終了とか、、、
不況で材料費も下がってきたし、モデルガン人気も回復気味なので、
需要はありそうなのですが、何とかならないものでしょうか。

この状況だけは、やはり以前の方が。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月09日

”キーパー”エリートキャリー

「昔はよかった、か?」第5弾は、キンバーのエリートキャリーを。

これはもう皆さんご存じ、商標問題の産物で、
Kimberと刻印されていたところを、
Keeperとして出したものです。


エリートキャリー(左)とオフィサーズACP(右)。
共にMGC系列(SNK?タイトー?)のモデルガンで、
エリートキャリーにはアルタモントの積層材グリップを付けています。

全体に角が落とされ、ステンレスのスプリングガイドが付き、
Fサイトやマグバンパーは削りの跡が残る気合いの入ったカスタムなのですが。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月08日

コクサイ コルトMkⅢリボルバー

「昔はよかった、か?」第4弾!
今回は、コクサイのABSリボルバーで、コルトMkⅢシリーズを。

コクサイは、当時 MGCのドル箱となっていた、このシリーズを競作、
直接対決を挑みます。

トルーパー6インチ2種。
左がコクサイ、右はMGC後期(タイトー?)のHWです。


MGCとの差別化をはかり、ダイカストのインナーフレーム、
実物通りのサイドプレート固定法などを導入、更に金属モデルと
同時リリースのワイドバリエーションで攻勢をかけました。

結果は、、、でも、この製法はそのあとのモデルに受け継がれ、
そして再現性の向上、という方向性を定めた結果、
S&WKフレで「リボルバーのコクサイ」という定評を得ることが
できたのでは、とか思います。

コクサイが打ち出した、前撃針に穴を開け、ガスの抜けを良くする
というアイデアですが、このMkⅢの途中から採用されたのか、
うちにあるローマンでは穴が無く、Kフレと共通のカートがついている
トルーパーでは穴が開いています。
ローマン(左)とトルーパー(右)のシリンダーの比較。

この頃のコクサイの金属パーツは、メッキをかけた上に
黒の半艶塗装をかけていて、30年くらいたった今でも
綺麗な状態を保っています。
ある意味オーバークオリティで、また黒染めのほうを
喜ぶファンも少なくないように思うのですが、
それでもコクサイはこの丁寧な仕上げを続けました。
見栄えはともかく、こういう姿勢、好きです。



  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 21:31Comments(0)昔はよかった、か?

2009年02月06日

WA コンバットコマンダー(シ-キャンプ)

「昔はよかった、か?」ええ、そうとも限りません。
第3弾はウエスタンアームズの固定スライドガスガン、
コンバットコマンダーを。

これは、普通のコンバットコマンダーでなく、
シーキャンプのダブルアクションカスタムを再現しています。
Gun誌では、’78 4月号で紹介されていました。

シーキャンプのDAを盛り込んだのは、
給弾の為の長いストロークをDAで自然に、という意図でしょうか。
但し、商標使用許諾の都合からか、シーキャンプの名は
使えなかったようです。
マガジンはジンクキャストですが、このときからガス漏れはあって、
実は余り撃った記憶がありませんorz。
半手動BLK(つまりエアコッキング)の方が動き的には派手で、
どちらかというとメカを楽しむ派、には、
固定スライドは余りアピールするものが無かったのかもしれません。

WAの最近のマグナBLK、ガバCQBと。
固定スライドとマグナの機構の違いはいかんとも、なのですが、
見た目は結構いいでしょ。

トリガーは、シーキャンプのサイドプレートを追加して
DAのトリガーバーを納めた形を再現、
更にM1911の元のトリガーが残され、SAはこれをDAトリガーで押す、
というところにいたってはリアルメカ?で可動します。

これはミリブロ内では夜魔猫様や、ネコ様も取りあげられ
(ネコ様のところではスーパーマスターというモデルだったようです)、
ここに遊びに来て下さる、Doburoku-TAO様の「ぼんくら オタク LIFE」では
自作カスタムモデルガンが紹介されていた、と思います。
またテキサスというところがモデルガンで作って販売したようですね。

これだけ、コアな(失礼!)ファンもおられ、結構人気はあるように思うので、
出来たら、マグナでこれを、とか思うのですが。
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?

2009年02月04日

マルシン ワルサーP38

「昔はよかった、か?」第2回はマルシン ワルサーP38を。
これは’79年末にハイパワーと2機種、同時に発表(発売は確か’80に入ってからで、
HPが先だったような?)されたマルシンにとって最初期のABSモデルガンです。
新開発のPFC(プラグファイアーカートリッジ)を採用し、カートリッジインジケータや
DAに加えて、何と業界初の擬似ショートリコイルを実現した、
まさしくモデルガン史に残る名銃ではないかと。

これより少し前に発表されたMGCのM59と、このP38、どっちを入手するかで
激しく悩まされた記憶があります。
一丁ならM59がDAと装弾数の2つの希望?を叶えてくれるのですが、
P38とHPなら、それぞれがDAと複列マガジンを持っており、これでM59にも
対抗できる(何で!!!と自分でも昔の自分のバカさ加減に突っ込みたくなりますが)とか、
ともかく一気に気になるモデルがたくさん出てきて、嬉しい悲鳴をあげたものです。
若かったのよね、たぶん。

当時の広告写真と、コマーシャルモデル。

そういえばアンタッチャブルナポレオン・ソロのアンクルカスタム、
何と今頃マルゼンから発売されましたね!
すっかり顔を覚えていただいた上に、何故だか私の嗜好(と思考も)を
私より良く理解されているショップの店長から、
「入ってますよ!」と声をかけられてしまいました。
、、、絶対買うと思われているんだろうなorz。
個人的には、P38で伊達邦彦(だったっけ?)の複列弾倉カスタムとか、
作りたいような、、、

マルゼンのP38(画像右 ガスBLK)と。
やはりワルサーから全面協力を得て再現しただけに、良く出来ていますが、
モデルガンや、バリエーションも展開してほしいかも。
  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(4)昔はよかった、か?

2009年02月03日

SP47/8 SFモデル

皆様こんにちは。
いきなり年寄りのセリフっぽいのですが(えっ、違うの?)、
「昔は良かった」とか思うこと、ありますか?
最近、古いGun誌に目を通す機会があり、そのとき過去のトイガンの広告を見て、
「おおっ、懐かしー!」としばし時を忘れて見入ってしまいました。
SMG以前のものは、現在では売買出来なくなっており(実際コレクションも乏しい)、
これらを取り上げるつもりは無いのですが、他にも昔のものが色々あるので、
ここらで少し、昔を振り返って、現在を考えてみるのも良いのでは、と思い、
今回の企画となりました。
是非宜しくお付き合いを。
それでは題して「昔は良かった、か?」 
第一回は、MGCのSIG SP47/8 SFガンを。

これは映画「スターウォーズ」の大ヒットにあやかろうと、本体をクリアーに、
金属部品をニッケルと銅でメッキしたモデルです。
箱がどこかにいって見つからないのですが、ギンギラの派手なパッケージで
盛り上げよう、という努力が逆に何となくムナシク感じられました。
このシリーズにはオートマグもあり、更にサイレンサー風のイルミネーション!
が付いたものなど、3タイプほどラインアップされたようです。
しかし、映画で使われたモデルや、そのイメージで大体再現、
といったモノではなかった(良くいえばオリジナリティがある)ので、
リアルさを追い求めて(プラスチックになったものの)黒くなった
モデルガンを愛好していたファンはもちろん、
SFファンにも?支持を得ることも無く、このチャレンジは店頭にいつまでも
売れ残りが晒されるというカナシイ結果に終わったように思います。

今昔のP210を。
マルシンのガスBLKとMGCのSFモデル。

‘78年ごろ発売されたらしく、これはいちおう新品で入手したのですが、
人気が無くてかなりのディスカウントだった記憶があります。
クリアーモデルは、この失敗?を教訓にしたのか、しばらくは鳴りを
潜めていましたが、クリアー(といってもつや消しの半透明)ボディで
おしゃれなパソコンの流行に触発されたのか、ちょっと前にタナカ P08や
(どこだったか覚えてない)コルト25ポケットなどが作られました。
がしかし、P08なんかは再び長く店頭に飾ることになったようです。
クリアーモデルは鬼門とはいいませんが、普通の購買層とは全く別の
市場を開拓する必要があるのではないでしょうか。
このモデルを入手したのも、実はメッキのトリガーやハンマー,
スライドストップなんかが欲しかったんですね。
クリアー部品も塗装してしまえば使えそう、というとっても不純な?動機で
(結局塗らずに持っていたので今日ここに登場しているのですが)、
持っていた通常版のSP47/8の部品取りのつもりでした。
(もっともBLKは強度上不安があるということで手動式となり、
発火も推奨されていなかったかと記憶が、、、)

スライド上のマーク。
マルシンではスイスマークが、MGCでは王冠マークがモールドされています。

現在では逆に珍しい存在になってしまったようですが、
出てこない商品は、やはり何らかの事情がありそうで。  

Posted by 紅い猫RRⅢ at 20:20Comments(2)昔はよかった、か?